更新プログラムの管理
Microsoft では、Microsoft Power Platform と顧客エンゲージメント アプリの新機能を提供するメジャー リリースを年 2 回 (4 月と 10 月) 提供しています。
これらのメジャー リリースにはユーザー エクスペリエンスに影響する機能が含まれているため、早期アクセスのためにオプトインすることを選択できます。 早期アクセスを選択すると、新しい機能が標準になる前にテストおよび検証することができます。
早期アクセスの利用可能性
メジャー リリースごとに、お住まいの地域でメジャー リリースが自動的に有効化される約 2 か月前に、更新プログラムへの早期アクセスが可能になります。
4 月第 1 週に有効になる予定のウェーブ 1 メジャー リリースでは、早期アクセス オプトインは 2 月上旬に開始されます。 同様に、10 月第 1 週に有効になるウェーブ 2 リリースでは、早期アクセス オプトインは 8 月上旬に開始されます。
注
リリース サイクルが一般的に利用可能になると、環境での更新状態がオンに設定され、リリース全体で予定されているすべての機能と更新プログラムを自動的に受信します。
更新プログラムへの早期アクセスが利用可能な環境
更新プログラムへの早期アクセスは、試用、サンドボックス、運用などのすべての種類の環境についてインストールできます。 ただし、運用環境の前に、試用環境またはサンドボックス環境で更新プログラムを有効にすることをお勧めします。
重要
運用環境で更新プログラムへの早期アクセスを有効にする前に、新しい機能をテストするためのサンドボックス環境を作成することを検討してください。 運用環境で更新プログラムが有効になると、元に戻すことはできません。 サンドボックス環境でのテストは、組織のユーザーに対する影響を評価するのに役立ちます。
更新プログラムへの早期アクセスの有効化
更新プログラムへの早期アクセスを有効にするには、次の手順に従います。
Power Platform 管理センターにサインインします。
更新する環境を選択します。
更新プログラムの下に、新しいリリース サイクルが利用可能であることが表示されます。 管理を選択します。
画面の右側に表示される更新ペインに、更新される内容へのリンクが表示されます。 また、更新プログラムを元に戻すことはできず、元に戻そうとするとパフォーマンスに影響が生じ、数時間かかる可能性があるという警告が表示されます。
更新プログラムをアクティブ化すると、更新ペインにアクティブ化中.... と表示されます。更新プログラムが完了すると、ペインにオンと報告されます。環境内のモデル駆動型アプリに対して、すべてのリリース (または早期アクセス) 機能が有効になります。