UNIX または Linux のログ ファイル
UNIX/Linux ログファイル監視テンプレートを使用すると、特定のテキストがログ ファイルで検出されたときに、アラートを作成できます。
シナリオ
UNIX/Linux ログ ファイル監視テンプレートは、特定のエラーが発生するとログ ファイルに書き込むアプリケーションに対して使用します。 ログ ファイルへのパスとエラーを示すテキストを指定すると、そのテキストが検出されるたびにアラートが自動的に作成されます。
UNIX/Linux ログ ファイル監視テンプレートによって実行される監視
次の表では、UNIX/Linux ログ ファイル監視テンプレートによって実行される監視操作を示します。
型 | 説明 | 有効な場合 |
---|---|---|
Rule | 指定したテキストが検出されたときにアラートを作成します。 | Enabled |
ウィザードのオプション
UNIX/Linux ログ ファイル監視テンプレートを実行するときは、次の表に示すオプションの値を入力する必要があります。 各表は、ウィザードのページごとのオプションです。
[全般] オプション
次のオプションは、ウィザードの [General Options]\(全般オプション\) ページで使用できます。
オプション | 説明 |
---|---|
Name | テンプレートに使用される名前。 この名前はオペレーション コンソールに表示されます。 |
説明 | テンプレートの説明 (省略可能)。 |
Management Pack | テンプレートによって作成されるルールを格納する管理パック ファイル。 管理パックの詳細については、「 管理パック ファイルの選択を参照してください。 |
ログ ファイルの詳細
次のオプションは、ウィザードの [ログ ファイルの詳細] ページで使用できます。
オプション | 説明 |
---|---|
コンピューター | 1 台のコンピューターを監視する場合は、監視するログ ファイルを含むエージェントで管理される UNIX または Linux コンピューターの名前を入力します。 コンピューターの選択] ボタンを選択して、管理グループにインストールされているエージェントで管理されている UNIX または Linux コンピューターのいずれかを選択します。 |
コンピューター グループ名 | コンピューターのグループを監視する場合は、監視するログ ファイルを使用して、エージェントで管理される UNIX または Linux コンピューターのグループの名前を入力します。 Computer Group ボタンを選択して、管理グループ内のグループから選択します。 |
ログ ファイル パス | ログ ファイルの完全なパスと名前。 |
Expression | 検出するテキストの正規表現。 単純な文字列の文字を検出する場合は、文字の文字列を入力します。 |
UNIX/Linux ログ ファイル テンプレートの作成と変更
UNIX/Linux ログ ファイル テンプレートを作成するには、次の手順に従います。
コンピューターのグループでログ ファイルを監視する場合は、次のロジックを使用して、モニターのターゲット グループを決定します。
監視の追加ウィザードを開始します。
監視の種類の選択 ページで、
UNIX/Linux ログ ファイルの監視 を選択し、 次へを選択します。General プロパティ ページの Name と Description ボックスに、この新しいテンプレートの名前と説明を入力します。
テンプレートを保存する管理パックを選択するか、 New を選択して新しい管理パックを作成します。 詳細については、「 管理パック ファイルの選択」を参照してください。
1 台のコンピューターでログ ファイルを監視する場合は、次の操作を行います。
- [コンピューター名] ボックスの横の [コンピューターの選択] ボタンをクリックします。
- 監視するコンピューターを選択し、 OKを選択します。
コンピューターのグループでログ ファイルを監視する場合は、次の操作を行います。
- [コンピューター グループ名] ボックスの横の [グループの選択] ボタンをクリックします。
- 監視するコンピューターを選択し、 OKを選択します。
[ ログ ファイルのパス ボックスに、監視するログ ファイルのパスと名前を入力します。
[ Expression ボックスに、 errorなど、監視するテキストを入力します。 より複雑なロジックの正規表現を入力できます。
必要に応じて、 Test を選択して新しいダイアログを開き、入力したサンプル テキストに対して正規表現の照合をテストします。
使用する [実行プロファイル] を選びます。 このプロファイルのターゲット コンピューターに関連付けられているアカウントは、ログ ファイルの読み取りに使用されます。
[アラートの重大度] を選びます。
[次へ] を選択します。
テンプレートの概要情報を確認し、 Create を選択します。
既存の UNIX/Linux ログ ファイル テンプレートを変更する
- 作成者の資格情報を持つユーザー アカウントでオペレーション コンソールを開きます。
- [作成 ] ワークスペースを開きます。
- [作成] ナビゲーション ウィンドウで、[管理パック テンプレート] を展開し、[UNIX/Linux Log File]\(UNIX/Linux ログ ファイル\) を選びます。
- [UNIX/Linux Log File Monitoring]\(UNIX/Linux ログ ファイルの監視\) ウィンドウで、変更するテンプレートを見つけます。
- テンプレートを右クリックし、[プロパティ] を選びます。
- 必要な変更を入力し、 OKを選択します。
UNIX/Linux ログ ファイル データを表示する
UNIX/Linux ログ ファイル監視 テンプレートの監視または収集されたデータはありません。 指定したログ ファイルで一致が見つかった場合は、アラートが生成されます。 このアラートを [アクティブなアラート] ビューで他のアラートと共に表示することができます。