PsService v2.26
作成者: Mark Russinovich
公開日: 2023 年 3 月 30 日
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はじめに
PsService は、Windows 用のサービス ビューアーおよびコントローラーです。 Windows NT および Windows 2000 リソース キットに含まれている SC ユーティリティと同様に、PsService ではサービスの状態、構成、依存関係が表示され、サービスの開始、停止、一時停止、再開、再起動を行えます。 SC ユーティリティと異なる点として、実行元のアカウントにリモート システムに対する必要なアクセス許可がない場合に、PsService では別のアカウントを使用してリモート システムにログオンできます。 PsService には、ネットワーク上のサービスのアクティブなインスタンスを識別する固有のサービス検索機能が含まれています。 たとえば、DHCP サーバーを実行しているシステムを検索する場合、検索機能を使用します。
最後に、PsService は NT 4、Windows 2000、Windows Vista で動作しますが、Windows 2000 リソース キット バージョンの SC には Windows 2000 が必要であり、PsService ではサービス情報の完全な一覧を取得するために手動で "再開インデックス" を入力する必要はありません。>
インストール
PsService を実行可能パスにコピーし、「psservice」と入力します。
PsService の使用
PsService の既定の動作では、ローカル システム上の構成されたサービス (実行中と停止済みの両方) が表示されます。 コマンド ラインでコマンドを入力すると特定の機能が呼び出され、一部のコマンドにはオプションを指定できます。 コマンドの後に "- " を入力すると、コマンドの構文に関する情報が表示されます。
使用法: psservice [\\computer [-u username] [-p password]] <コマンド><オプション>
パラメーター | 説明 |
---|---|
query | サービスの状態を表示します。 |
config | サービスの構成を表示します。 |
setconfig | サービスの開始の種類 (無効、自動、要求) を設定します。 |
start | サービスを開始します。 |
stop | サービスを停止します。 |
restart | サービスを停止してから再起動します。 |
pause | サービスを一時停止します |
cont | 一時停止したサービスを再開します。 |
depend | 指定したサービスに依存するサービスを一覧表示します。 |
security | サービスのセキュリティ記述子をダンプします。 |
find | 指定したサービスのネットワークを検索します。 |
\\computer | 指定した NT/Win2K システムを対象とします。 セキュリティ資格情報によりリモート システムからパフォーマンス カウンター情報を取得できない場合は、-u スイッチを追加して、リモート システムにログインするためのユーザー名とパスワードを指定します。 -u オプションを指定しても、-p オプションを使用してパスワードを指定しない場合、PsService によってパスワードの入力を求めるメッセージが表示され、コマンドは画面にエコーされません。 |
機能
PsService では、プラットフォーム SDK に記載されている Service Control Manager API が使用されます。
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PsTools
PsService は、PsTools という名前のローカル システムとリモート システムの管理に役立つ Sysinternals コマンド ライン ツールのキットの一部です。
実行場所:
- クライアント: Windows 8.1以降。
- サーバー: Windows Server 2012 およびそれ以降。