Junction v1.07
作成者: Mark Russinovich
発行日: 2016 年 7 月 4 日
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はじめに
Windows 2000 以降では、ディレクトリがコンピューター上の別のディレクトリのエイリアスとして機能する接合ポイントがサポートされています。 たとえば、ディレクトリ D:\WIN で C:\WINNT\SYSTEM32 がターゲットとして指定されている場合、D:\WIN\DRIVERS にアクセスするアプリケーションは実際には C:\WINNT\SYSTEM32\DRIVERS にアクセスすることになります。 残念ながら、Windows 2000 には接合ポイントを作成するためのツールはありません。 ジャンクションを作成するための linkd
ユーティリティが付属している Windows 2000 リソース キットを購入する必要があります。 したがって、私は独自の接合ポイント作成ツールを書くことにしました: Junction
。 NTFS 接合ポイントが作成され、ファイルまたはディレクトリが実際に再解析ポイントであるかどうかを確認できます。 (再解析ポイントは、NTFS ジャンクションの基になっているメカニズムです。リモート ストレージ サービスでは、再解析ポイントとボリューム マウント ポイントが使用されます。)
Note
Windows では、リモート共有上のディレクトリへのジャンクションはサポートされていません。
Junction の使用
構文
- 再解析ポイント情報を取得するには:
junction.exe [-s] [-q] <file or directory>
- 接合ポイントを作成するには:
junction.exe <junction directory> <junction target>
- 接合ポイントを削除するには:
junction.exe -d <junction directory>
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
<file or directory> |
再解析ポイント情報を照会するファイルまたはフォルダーへのパス |
-s |
サブディレクトリを再帰します |
<junction directory> |
作成または削除する接合ポイントの名前 |
<junction target> |
作成する接合ポイントのターゲットへの完全パス |
-d |
接合ポイントを削除する |
例
ファイルがジャンクションであるかどうかを判断するには、ファイル名を指定します:
junction c:\test
ディレクトリの下にジャンクションを一覧表示するには、–s スイッチを含めます:
junction -s c:\
"c:\Program Files" のジャンクション c:\Program-Files を作成するには:
junction c:\Program-Files "c:\Program Files"
ジャンクションを削除するには、–d スイッチを使用します:
junction -d c:\Program-Files
リターン コード
0 - 成功した場合
-1 - 新しいジャンクションの作成に失敗した場合
0 - ジャンクションの削除に失敗した場合 (ファイルが見つからない場合など)
0 - ファイルがジャンクションである場合にチェックで失敗します (ファイルが見つからない場合など)
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実行場所:
- クライアント: Windows Vista 以降
- サーバー: Windows Server 2008 以降
- Nano Server: 2016 以降