SELECT (Azure Stream Analytics)
入力ストリームから行を取得し、Azure Stream Analytics の 1 つまたは複数の入力ストリームから 1 つまたは複数の列を選択できるようにします。 SELECT 式で使用する主な句を次に示します。
[ WITH <Result_Set_name>]
SELECT select_list
FROM input_source [TIMESTAMP BY column_name ] [PARTITION BY column_name ]
[ WHERE search_condition ]
[ GROUP BY group_by_expression ]
[ HAVING search_condition ]
構文
SELECT <select_list>
<select_list> ::=
{
*
| { input_name | input_alias }.*
| {
[ { input_name | input_alias }. ]
{ column_name }
| expression [ [ AS ] column_alias ]
}
| column_alias = expression
} [ ,...n ]
引数
*
FROM 句のすべての入力ストリームからすべての列を返す必要があることを指定します。 列は、FROM 句で指定されている入力ストリームによって、受信ストリームと同じ順序で返されます。
input_name | input_alias.*
* の範囲を指定した入力名に制限します。
Column_name。*
Record 型 (複合オブジェクト) 型の列の場合、入れ子になったすべてのフィールドが個々の列として返されます。
同じ SELECT ステートメントで、以前に投影された列と競合する名前を持つ * 式の列は無視されます。 SELECT ステートメントの左側の列は、右側の列よりも優先されます。
column_name
返される列の名前です。 column_name で修飾することにより、FROM 句の 2 つの入力ソースに重複する名前の列があるような場合に発生する、あいまいな参照を防ぎます。
式 (expression)
定数、関数、または列名、定数、関数を演算子で組み合わせたもの、あるいはサブクエリを指定します。
column_alias
クエリの結果セット内の列名を置き換える別名です。 たとえば、quantity という名前の列に対して、Quantity、[Quantity to Date]、Qty などの別名を指定できます。 別名は、式の結果の名前を指定するためにも使用されます。 column_aliasは、WHERE 句、GROUP BY 句、HAVING 句では使用できません。
注記
エスケープする必要がある文字を使用するフィールドまたはプロパティにアクセスするには、二重引用符を使用できます。 SELECT "[my][Field]" AS myField ...
例
SELECT TollId, EntryTime AS VehicleEntryTime, LicensePlate, State, Make, Model, VehicleType, VehicleWeight, Toll, Tag
FROM TollTagEntry TIMESTAMP BY EntryTime