SESSIONPROPERTY (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance
セッションの SET オプション設定を返します。
構文
SESSIONPROPERTY (option)
引数
オプション
このセッションの現在のオプション設定値です。 オプション 値は次のいずれかを指定することができます。
オプション | 説明 |
---|---|
ANSI_NULLS | = (等号) と <> (不等号) を NULL 値に対して使用した場合の ISO 動作を指定します。 1 = ON 0 = OFF |
ANSI_PADDING | 列に定義されているサイズよりも短い値を列に格納する方法と、値の後に文字とバイナリ データ型で空白が続いている値を列に格納する方法を指定します。 1 = ON 0 = OFF |
ANSI_WARNINGS | 0 除算や算術オーバーフローなど、特定の状態に対するエラー メッセージまたは警告の出力について、ISO 標準の動作の適用を指定します。 1 = ON 0 = OFF |
ARITHABORT | クエリ実行中にオーバーフロー エラーまたは 0 除算エラーが発生した場合に、クエリを終了するかどうかを決定します。 1 = ON 0 = OFF |
CONCAT_NULL_YIELDS_ NULL | 連結の結果が NULL として取り扱われるのか、空文字列として取り扱われるのかを制御します。 1 = ON 0 = OFF |
NUMERIC_ROUNDABORT | 式の丸め処理で精度が低下するときに、エラー メッセージや警告を生成するかどうかを指定します。 1 = ON 0 = OFF |
QUOTED_IDENTIFIER | 引用符を使用して、識別子とリテラル文字列を区切る方法に関して、ISO 規格に従うかどうかを指定します。 1 = ON 0 = OFF |
<その他の文字列> | NULL = 入力は無効です。 |
戻り値の型
sql_variant
解説
SET オプションは、サーバー レベル、データベース レベル、およびユーザー指定のオプションを組み合わせることによって表します。
例
次の例では、CONCAT_NULL_YIELDS_NULL
オプションの設定を返します。
SELECT SESSIONPROPERTY ('CONCAT_NULL_YIELDS_NULL')
参照
sql_variant (Transact-SQL)
SET ANSI_NULLS (Transact-SQL)
SET ANSI_PADDING (Transact-SQL)
SET ANSI_WARNINGS (Transact-SQL)
SET ARITHABORT (Transact-SQL)
SET CONCAT_NULL_YIELDS_NULL (Transact-SQL)
SET NUMERIC_ROUNDABORT (Transact-SQL)
SET QUOTED_IDENTIFIER (Transact-SQL)