CPU のアイドル時間と期間の設定
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
重要
現在、Azure SQL Managed Instance によって、すべてではありませんが、ほとんどの SQL Server エージェントの機能がサポートされています。 詳細については、Azure SQL Managed Instance と SQL Server の T-SQL の相違点に関するページを参照してください。
このトピックでは、SQL Server で SQL Server Management Studio を使用して、サーバーの CPU のアイドル条件を定義する方法について説明します。 CPU アイドルの定義は、Microsoft SQL Server エージェントがイベントに応答する方法に影響します。 たとえば、CPU の平均使用率が 10% 未満になり、そのレベルで 10 分間経過したときを CPU アイドル状態であると定義するとします。 この場合に、サーバーの CPU がアイドル状態になるたびにジョブが実行されるように定義していると、CPU 使用率が 10% 未満になり、その使用率のまま 10 分間経過したときにジョブが開始されます。 このジョブがサーバーのパフォーマンスに大きな影響を及ぼす場合、CPU アイドル状態をどのように定義するかが重要になります。
SQL Server Management Studio を使用する
CPU のアイドル時間と期間を設定するには
オブジェクト エクスプローラー で、 SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。
[SQL Server エージェント]を右クリックし、 [プロパティ]をクリックして、 [詳細設定] ページをクリックします。
[CPU のアイドル状態]で、次の操作を行います。
[CPU のアイドル状態を定義する]チェック ボックスをオンにします。
[CPU の平均使用量が次の値以下になったとき] ボックスで、比率を指定します (全 CPU 共通)。 これにより、CPU がその値を下回ったときにアイドル状態と見なす使用率が設定されます。
[かつ、この使用率以下で次の期間を経過] ボックスで、秒数を指定します。 低い CPU 使用率のまま、ここで設定した秒数が経過すると、CPU がアイドル状態であると見なされます。