マルチサーバー環境に適した SQL Server エージェント サービス アカウントの選択
適用対象 SQL Server
重要
現在、Azure SQL Managed Instance によって、すべてではありませんが、ほとんどの SQL Server エージェントの機能がサポートされています。 詳細については、Azure SQL Managed Instance と SQL Server の T-SQL の相違点に関するページを参照してください。
SQL Server エージェント サービスに対して選択する Windows アカウントによって、マルチサーバー環境の動作に次のような影響が生じることがあります。
ローカルの Windows Administrators グループのメンバーではないアカウントで SQL Server エージェント サービスを実行する場合、マスター サーバーへのターゲット サーバーの参加は、失敗する可能性があります。 その場合は、次のエラー メッセージが返されます。
"参加操作に失敗しました"
このエラーを解決するには、SQL Server と SQL Server エージェント サービスを再起動します。
SQL Server エージェント サービスがローカル システム アカウントで実行されるとき、マスター サーバーとターゲット サーバー間の操作は、同じコンピューターにマスター サーバーとターゲット サーバーの両方が存在する場合にのみサポートされます。 この構成を使用している場合に、ターゲット サーバーをマスター サーバーに参加させると、次のメッセージが返されます。
"<target_server_computer_name> のエージェント開始アカウントに対象サーバーとしてのログオン権限があることを確認します"
情報提供を目的としたこのメッセージは無視できます。 参加操作は、正常に完了します。
SQL Server エージェント サービスのアカウントの選択の詳細については、「SQL Server エージェント サービスのアカウントの選択」を参照してください。