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ページ分割されたレポートで対数スケールを指定する (レポート ビルダー)

適用対象: Microsoft レポート ビルダー (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools のレポート デザイナー

対数比例するデータがある場合は、ページ分割されたレポートのグラフ上での対数スケールの使用を検討します。 これにより、データの管理が容易になり、グラフの外観が向上します。 ほとんどの対数スケールでは、底に 10 を使用します。

この機能は値軸でのみ使用できます。 通常、値軸は縦軸 (Y 軸) です。 ただし、横棒グラフの値軸は横軸 (X 軸) です。

軸が対数の場合、その軸に関連するその他すべてのプロパティは、対数スケールで示されます。 たとえば、10 を底とする対数スケールを軸で指定した場合、軸の間隔を 2 に設定すると、10 の 2 乗 (つまり 100) の増分率で間隔が生成されます。 つまり、軸の値は既定の 1、10、100、1000、10000 ではなく、1、100、10000 という値を取ります。

注意

ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。

対数スケールを指定するには

  1. グラフの Y 軸を右クリックし、 [縦軸のプロパティ] をクリックします。 [縦軸のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [軸のオプション] で、 [対数スケールを使用する] を選択します。

  3. [対数の底] ボックスに、対数の底を正の値で入力します。 値を指定しなかった場合、対数の底は既定値の 10 に設定されます。