改ページ レポート パラメータの使用可能な値を追加、変更、または削除する (レポート ビルダー)
適用対象: 
Microsoft Report Builder (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools の Report Designer
改ページ対応レポート パラメータを作成したら、ユーザーに対して表示する使用可能な値の一覧を指定できます。 使用可能な値の一覧を使用すると、ユーザーがパラメータに選択できる値が有効な値のみに制限されます。
使用可能な値は、レポートの実行時にツール バーのレポート パラメーターの横にある一覧に表示されます。 レポート パラメータは単一値または複数値を表すことができます。 値が複数ある場合は、一覧の先頭に [すべて選択] という項目が用意されるため、ユーザーは単一のボックスを選択することですべての値を選択またはクリアできます。
静的な値の一覧か、レポート データセットからの一覧を設定できます。 必要に応じてラベル フィールドを指定して、値の表示名を設定できます。 たとえば、[ ProductID ] フィールドに基づくパラメータの場合、パラメータ ラベルに [ ProductName ] フィールドを表示できます。 ユーザーはレポートの実行時に製品名から選択できますが、実際に選択される値は対応する [ ProductID] です。
Note
ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。
レポートをパブリッシュした後、パラメーター プロパティの値をレポート サーバーに設定して、レポート作成ツールのレポートで定義される使用可能な値をオーバーライドできます。 詳細については、「レポート パラメータ (レポート ビルダーおよびレポート デザイナー)」をご覧ください。
レポート パラメーターに使用可能な値を追加または変更する
レポート データ ペインで [パラメーター] ノードを展開します。 パラメーターを右クリックし、[パラメーターのプロパティ] を選択します。 [レポート パラメーターのプロパティ] ダイアログが開きます。
Note
レポート データ ペインが表示されていない場合は、[表示] タブを選択してから、[レポート データ] を選びます。
[使用可能な値] を選択します。 使用可能な値のオプションを選択します。
[値の指定] を選択して値の一覧を手動で設定し、必要に応じて値の表示名 (ラベル) を設定します。
[追加] を選択し、[値] ボックスに値を入力します。必要に応じて、 [ラベル] ボックスにラベルを入力します。 ラベルを指定しない場合は、値が使用されます。 値を求める式を記述することもできます。 データ型はパラメータのデータ型と一致する必要があります。 フィールド名は、パラメーターの式では使用できません。 例については、「一般的に使用されるフィルター (Report Builder)」を参照してください。
設定するすべての値に対して、この手順を繰り返します。 この一覧に表示されるアイテムの順序によって、ユーザーに表示されるリストのアイテムの順序が決まります。 一覧のアイテムの順序を変更するには、[値] または [ラベル] ボックスを選択してアイテムを選択し、上矢印および下矢印ボタンを使用して一覧内のアイテムを上下に移動します。
[クエリから値を取得] を選択して、このパラメーターの値と必要に応じて表示名を取得する既存のデータセットの名前を設定します。
重要
同じデータセットに、レポート パラメータに対応するクエリ パラメータが含まれている場合は、レポートを実行しようとするとエラー メッセージが表示されます。 このエラーを解決するには、別のデータセットを使用して値を取得します。
[データセット] で、データセットの名前を選択します。
[値フィールド] で、パラメータ値を指定するフィールドの名前を選択します。
[ラベル フィールド] には、パラメータの表示名を指定するフィールドの名前を選択します。 表示名に個別のフィールドがない場合は、[値] フィールドに選択したものと同じフィールドを選択します。
[OK] を選択します。
レポートをプレビューすると、パラメーターに使用可能な値のドロップダウン リストが表示されます。
レポート パラメーターに使用可能な値を削除する
レポート データ ペインで [パラメーター] ノードを展開します。 パラメーターを右クリックし、[パラメーターのプロパティ] を選択します。 [レポート パラメータ] ダイアログが表示されます。
[使用可能な値] を選択します。
[次のオプションから 1 つを選択] で [なし] を選択します。
[OK] を選択します。
レポートをプレビューすると、パラメーターに使用可能な値の一覧が表示されなくなります。