モバイル レポートで Analysis Services の日付の書式設定を保持する
Note
SQL Server Mobile Report Publisher は、SQL Server Reporting Services 2019 より後の SQL Server Reporting Services のすべてのリリースで非推奨です。 SQL Server Reporting Services 2022 以降および Power BI Report Server で廃止されました。
Mobile Report Publisher で Analysis Services データ ソースの日付のデータ型が保持されるように、レポート ビルダー内の共有データセットにメジャーを追加します。
Analysis Services クエリの既定の戻り値型は文字列です。 Reporting Services レポート ビルダーでデータセットを作成すると、文字列型が使用され、サーバーに保存されます。
ただし、JSON テーブル レンダラーはデータセットを処理する際、列の値を文字列として読み取り、文字列を表示します。 その後、SQL Server Mobile Report Publisher でテーブルをフェッチするときも、文字列のみが認識されます。
この制約を回避するには、レポート ビルダーで共有データセットを作成する際に、計算されるメンバーを追加します。 この方法は、Analysis Services の多次元モデルとテーブル モデルの両方に対して有効です。
日付フィールドのデータ型を保持するためにメジャーを作成する
日付フィールドの値を保持するためのメジャーを作成し、式フィールドで日付の階層/レベルを選択し、 .CurrentMember.MemberValueを追加します。 次に例を示します。
[Internet Sales].[Ship Date].CurrentMember.MemberValue
次に、左下の [計算されるメンバー] 一覧から、この計算されるメンバーをドラッグし、右側の列グリッドにドロップすると、その計算されるメンバーが一連の列に追加されます。