sys.dm_os_host_info (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server 2017 (14.x) 以降
オペレーティング システムのバージョン情報を表示する 1 行を返します。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
host_platform |
nvarchar (256) | オペレーティング システムの種類。 Windows または Linux を指定できます。 |
host_distribution |
nvarchar (256) | オペレーティング システムのバージョン。 |
host_release |
nvarchar (256) | Microsoft Windows オペレーティング システムのリリース (バージョン番号)。 数値と説明のリストについては、「オペレーティング システムのバージョン (Windows)」を参照してください。 Linux の場合、この列は空の文字列を返すのです。 |
host_service_pack_level |
nvarchar (256) | Windows オペレーティング システムの Service Pack レベル。 Linux の場合、この列は空の文字列を返すのです。 |
host_sku |
int | Windows Stock Keeping Unit (SKU) ID。 SKU ID と説明のリストについては、「GetProductInfo 関数」を参照してください。 NULL 値が許可されます。 Linux の場合、この列は NULL を返します。 |
os_language_version |
int | オペレーティング システムの Windows ロケール識別子 (LCID)。 LCID の値の一覧については、「Microsoft によって割り当てられているロケール ID」を参照してください。 NULL にすることはあり得ません。 |
解説
このビューは、Windows と Linux を 区別するために列を追加するsys.dm_os_windows_infoに似ています。
セキュリティ
アクセス許可
SQL Server 2019 (15.x) とその以前のバージョンでは、sys.dm_os_host_info
に対するSELECT
権限はデフォルトでパブリック ロールに付与されています。 取り消された場合、サーバーに対する VIEW SERVER STATE
権限が必要です。
SQL Server 2022 (16.x) とその以降のバージョンでは、サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE
権限が必要です。
例
次の例では、sys.dm_os_host_info
ビューからすべての列を返します。
SELECT host_platform,
host_distribution,
host_release,
host_service_pack_level,
host_sku,
os_language_version
FROM sys.dm_os_host_info;
Windows Server 2019 Standardでの結果セットのサンプルは以下の通りです。
host_platform | host_distribution | host_release | host_service_pack_level | host_sku | os_language_version |
---|---|---|---|---|---|
Windows | Windows Server 2019 Standard | 10.0 | 7 | 1033 |
Ubuntu Linux 22.04 上の結果セットのサンプルは以下の通りです。
host_platform | host_distribution | host_release | host_service_pack_level | host_sku | os_language_version |
---|---|---|---|---|---|
Linux | Ubuntu | 22.04 | NULL |
1033 |