sys.dm_clr_tasks (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance
現在実行中のすべての共通言語ランタイム (CLR) タスクの行を返します。 CLR ルーチンへの参照を含む Transact-SQL バッチでは、そのバッチ内のすべてのマネージド コードを実行するための個別のタスクが作成されます。 バッチ内に、マネージド コードの実行を必要とするステートメントが複数ある場合は、それらのステートメントで同じ CLR タスクが使用されます。 CLR タスクは、マネージド コードの実行に関連するオブジェクトと状態、および SQL Server のインスタンスと共通言語ランタイムの間の遷移を維持する役割を担います。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
task_address | varbinary(8) | CLR タスクのアドレス。 |
sos_task_address | varbinary(8) | 基になる Transact-SQL バッチ タスクのアドレス。 |
appdomain_address | varbinary(8) | このタスクが実行されているアプリケーション ドメインのアドレス。 |
state | nvarchar(128) | タスクの現在の状態。 |
abort_state | nvarchar(128) | 中止が現在発生している状態 (タスクが取り消された場合) タスクの中止中に複数の状態が関係しています。 |
type | nvarchar(128) | タスクの種類。 |
affinity_count | int | タスクのアフィニティ。 |
forced_yield_count | int | タスクが強制的に生成された回数。 |
アクセス許可
SQL Server と SQL Managed Instance では、VIEW SERVER STATE
アクセス許可が必要です。
SQL Database の Basic、S0、S1 サービス対象、および Elastic Pool のデータベースの場合、サーバー管理者アカウント、Microsoft Entra 管理者アカウント、または ##MS_ServerStateReader##
サーバー ロールのメンバーシップが必要です。 他のすべての SQL Database サービス目標では、データベースに対する VIEW DATABASE STATE
アクセス許可または ##MS_ServerStateReader##
サーバー ロールのメンバーシップのいずれかが必要です。
SQL Server 2022 以降でのアクセス許可
サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE アクセス許可が必要です。
関連項目
動的管理ビューと動的管理関数 (Transact-SQL)
共通言語ランタイム関連の動的管理ビュー (Transact-SQL)