sys.resource_governor_resource_pools (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server
SQL Server に格納されているリソース プールの構成を返します。 ビューの各行によって、プールの構成が決まります。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
pool_id | int | リソース プールの一意の ID。 NULL 値は許可されません。 |
name | sysname | リソース プールの名前。 NULL 値は許可されません。 |
min_cpu_percent | int | CPU の競合がある場合にリソース プールのすべての要求に保証される平均 CPU 帯域幅。 NULL 値は許可されません。 |
max_cpu_percent | int | CPU の競合がある場合、リソース プール内のすべての要求で許容される最大平均 CPU 帯域幅。 NULL 値は許可されません。 |
min_memory_percent | int | リソース プール内のすべての要求に対して保証されたメモリ量。 これは、他のリソース プールとは共有されません。 NULL 値は許可されません。 |
max_memory_percent | int | このリソース プール内の要求で使用できるサーバー メモリの合計に対する割合。 NULL 値は許可されません。 有効な最大値は、プールの最小値によって異なります。 たとえば、max_memory_percentは 100 に設定できますが、有効な最大値は低くなります。 |
cap_cpu_percent | int | 適用対象: SQL Server 2012 (11.x) 以降。 リソース プール内のすべての要求が受信する CPU 帯域幅のハード キャップ。 CPU の最大帯域幅を、指定したレベルに制限します。 value の許容範囲は 1 ~ 100 です。 |
min_iops_per_volume | int | 適用対象: SQL Server 2014 (12.x) 以降。 このプールのボリューム設定あたりの 1 秒あたりの最小 I/O 操作数 (IOPS)。 0 = 予約なし。 null にすることはできません。 |
max_iops_per_volume | int | 適用対象: SQL Server 2014 (12.x) 以降。 このプールのボリューム設定ごとの、1 秒あたりの最大 I/O 操作 (IOPS)。 0 = 無制限。 null にすることはできません。 |
解説
カタログ ビューには、格納されているメタデータが表示されます。 メモリ内構成を表示するには、対応する動的管理ビュー ( sys.dm_resource_governor_resource_pools (Transact-SQL)を使用します。
アクセス許可
コンテンツを表示するには VIEW ANY DEFINITION 権限が必要です。コンテンツを変更するには CONTROL SERVER 権限が必要です。
参照
Resource Governor カタログ ビュー (Transact-SQL)
sys.dm_resource_governor_resource_pools (Transact-SQL)
リソース ガバナー
sys.resource_governor_external_resource_pools (Transact-SQL)