サーバー側の XML 書式設定 (SQLXML 4.0)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance

このトピックでは、Microsoft SQL Server のデータベースに対して実行されるクエリによって生成される行セットから、サーバー側の XML ドキュメントを書式設定する方法について説明します。

SQL Server では、データベーステーブルとの間で XML ドキュメントを格納および取得できます。 XML ドキュメントを取得するには、SELECT クエリで FOR XML クエリ拡張を使用します。

たとえば、クライアントアプリケーションが、次の Transact-SQL クエリで構成される SQL Server に対してコマンドを実行するとします。

SELECT FirstName, LastName  
FROM   Person.Contact  
FOR XML AUTO

サーバーでは、クエリが 2 段階で実行されます。最初に、サーバーでは次の SELECT ステートメントが実行されます。

SELECT FirstName, LastName  
FROM   Person.Contact

次に、サーバーでは生成された行セットに対して FOR XML 変換が適用され、結果の XML が 1 列の行セットとしてクライアントに送られます。このドキュメントでは、この処理をサーバー側の XML 書式設定と呼びます。

サーバー側では、FOR XML 句で次のモードを指定できます。

FOR XML 句の詳細については、「 FOR XML を使用した XML の再構築を参照してください。

参照