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テンプレートのキャッシュ (SQLXML 4.0)

適用対象:SQL ServerAzure SQL データベース

テンプレートをキャッシュすると、パフォーマンスが大幅に向上します。 テンプレートのキャッシュを設定している場合、テンプレートは初回実行時にメモリに残るので、 以降のテンプレート実行でパフォーマンスが向上します。

テンプレートのキャッシュ サイズは、レジストリに次のキーを追加することで設定できます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSSQLServer\Client\SQLXML4\TemplateCacheSize  

注意事項

レジストリを誤って編集すると、システムに重大な障害が発生する場合があります。 レジストリを変更する前に、コンピューター上のすべての重要なデータをバックアップしてください。

テンプレートのサイズは、使用できるメモリと使用しているテンプレートの数に基づいて設定します。 既定の TemplateCacheSize サイズは 31 です。 テンプレートのアクセスが遅い場合はキャッシュ サイズを増やし、メモリが少ない場合はキャッシュ サイズを減らします。

パフォーマンスを向上させるには、 TemplateCacheSize 通常使用するテンプレートの数よりも多く設定することをお勧めします。 TemplateCacheSize がテンプレートの数より少ない場合、テンプレートの数が増えるとパフォーマンスが低下します。 TemplateCacheSize は最大 128 に設定できます。

キャッシュされたテンプレートが使用されるときには、毎回テンプレート ファイルの変更回数がチェックされ、更新が必要がどうかが決定されます。 これは、ディスク コピーがキャッシュ コピーより新しいためです。

Note

テンプレートのパラメーターとコマンド プロパティはキャッシュされません。

参照

スキーマのキャッシュ (SQLXML 4.0)
XSL のキャッシュ (SQLXML 4.0)