ワークロード グループの作成
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用し、ワークロード グループを作成できます。
ワークロード グループの作成に使用するもの: SQL Server Management Studio、Transact-SQL
始める前に
制限事項と制約事項
REQUEST_MAX_MEMORY_GRANT_PERCENT
非固定パーティション テーブルのインデックス作成によって消費されるメモリは、含まれるパーティションの数に比例します。 必要なメモリの合計が、ワークロード グループの設定によって課せられているクエリごとの制限 (REQUEST_MAX_MEMORY_GRANT_PERCENT) を超えると、インデックス作成の実行に失敗します。 default ワークロード グループでは、SQL Server 2005 との互換性のために、クエリごとの制限を超えてもクエリの開始に必要な最低限のメモリを使用できるようになっているので、そのようなクエリを実行するのに十分な量のメモリが default リソース プールに対して構成されていれば、同じインデックス作成を default ワークロード グループで実行できる可能性があります。
インデックス作成では、パフォーマンスを向上させるため、最初に許可されたメモリ量を超えるメモリ ワークスペースの使用が許可されます。 この特別な処理はリソース ガバナーでサポートされていますが、最初のメモリ許可も追加のメモリ許可も、ワークロード グループ設定およびリソース プール設定によって制限されます。
アクセス許可
ワークロード グループを作成するには、CONTROL SERVER 権限が必要です。
SQL Server Management Studio を使用してワークロード グループを作成する
SQL Server Management Studio を使用してワークロード グループを作成するには
オブジェクト エクスプローラーで、変更するワークロード グループを含むリソース プールまで [管理] ノードを再帰的に展開します。
[ワークロード グループ] フォルダーを右クリックし、 [新しいワークロード グループ]をクリックします。
[リソース プール] グリッドに、ワークロード グループを追加するリソース プールが強調表示されていることを確認します。
[リソース プールのワークロード グループ] グリッドに新規行が追加され、他の列には空の名前と既定値が表示されます。
[名前] セルをクリックし、ワークロード グループの名前を入力します。
既定値から変更する場合は、その対象となる行の他のセルをクリックまたはダブルクリックし、新しい値を入力します。
変更を保存するには、 [OK]をクリックします。
Transact-SQL を使用してワークロード グループを作成する
Transact-SQL を使用してワークロード グループを作成するには
設定するプロパティ値を指定する CREATE WORKLOAD GROUP ステートメントを実行します。
ALTER RESOURCE GOVERNOR RECONFIGURE ステートメントを実行します。
例 (Transact-SQL)
次の例では、 groupAdhoc
という名前のリソース プール内に poolAdhoc
という名前のワークロード グループを作成します。
CREATE WORKLOAD GROUP groupAdhoc
USING poolAdhoc;
GO
ALTER RESOURCE GOVERNOR RECONFIGURE;
GO
参照
リソース ガバナー
リソース ガバナーの有効化
リソース プールの作成
ワークロード グループの設定の変更
ユーザー定義の分類子関数の作成とテスト
CREATE WORKLOAD GROUP (Transact-SQL)
ALTER RESOURCE GOVERNOR (Transact-SQL)
CREATE EXTERNAL RESOURCE POOL (Transact-SQL)