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ディストリビューション データベース

適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance

ディストリビューション データベースには、すべての種類のレプリケーションのメタデータと履歴データ、およびトランザクション レプリケーションのトランザクションが格納されます。

多くの場合、ディストリビューション データベースは 1 つで十分です。 ただし、複数のパブリッシャーが 1 つのディストリビューターを使用する場合は、各パブリッシャーにディストリビューション データベースを作成することを検討してください。 これによって、各ディストリビューション データベースを経由するデータ フローが区別されます。 ディストリビューターに 1 つのディストリビューション データベースを指定するには、ディストリビューション構成ウィザードを使用します。 必要に応じて、 [ディストリビューターのプロパティ] ダイアログ ボックスで追加のディストリビューション データベースを指定できます。

[オプション]

[ディストリビューション データベース名]
ディストリビューション データベースに付ける名前を入力します。 ディストリビューション データベースの既定の名前は "distribution" です。 名前を付ける場合は、128 文字以内で、Microsoft SQL Server のインスタンス内で一意であり、識別子のルールに準拠している名前にする必要があります。 詳細については、「データベース識別子」を参照してください。

[ディストリビューション データベース ファイルのフォルダー][ディストリビューション データベース ログ ファイルのフォルダー]
ディストリビューション データベース ファイルとログ ファイルのパスを入力します。 SQL Server Management Studio GUI を使用している場合、パスは、ディストリビューターにとってローカルなディスクを参照し、ローカル ドライブ名とコロン (C: など) で始まる必要があります。 Transact-SQL (T-SQL) を使用している場合、SMB ファイル共有でサポートされている UNC パス形式が有効です。 詳細については、SMB ファイル共有ストレージを使用した SQL Server に関するページを参照してください。

Note

ディストリビューション データベース ログをディストリビューション データベースとは別のディスク ドライブに置くようにすると、トランザクションの書き込みに要する時間が短縮され、レプリケーションのパフォーマンスが向上します。