XML 形式での実行プランの保存
適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance Microsoft Fabric SQL Database
SQL Server Management Studio を使用すると、実行プランを XML ファイルとして保存し、開いて参照することができます。
Management Studio の実行プラン機能または XML プラン表示 SET オプションを使用するには、実行プランを生成する Transact-SQL クエリを実行するための適切な権限と、クエリが参照するすべてのデータベースに対する SHOWPLAN 権限が必要です。
XML 表示プラン SET オプションを使用してクエリ プランを表示するには
SQL Server Management Studio を開き、クエリ エディター とデータベース エンジンに接続します。
次のステートメントを使用して、SHOWPLAN_XML を有効にします。
SET SHOWPLAN_XML ON; GO
次のステートメントを使用して、STATISTICS XML を有効にします。
SET STATISTICS XML ON; GO
Note
SHOWPLAN_XML は、クエリのコンパイル時クエリ実行プラン情報を生成しますが、クエリの実行は行いません。 これは推定実行プランとも呼ばれます。 STATISTICS XML は、クエリの実行時クエリ実行プラン情報を生成し、クエリを実行します。 これは実際の実行プランとも呼ばれます。
クエリを実行します。 例:
USE AdventureWorks2022; GO SET SHOWPLAN_XML ON; GO -- Execute a query. SELECT BusinessEntityID FROM HumanResources.Employee WHERE NationalIDNumber = '509647174'; GO SET SHOWPLAN_XML OFF;
[結果] ペインで、クエリ プランを含む [Microsoft SQL Server XML Showplan] を右クリックし、 [結果に名前を付けて保存]をクリックします。
<[グリッドまたはテキスト> の結果を保存] ダイアログ ボックスで、[保存の種類] ボックスの [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。
[ファイル名] ボックスに <name>.sqlplan の形式で名前を入力し、[保存] をクリックします。
SQL Server Management Studio のオプションを使用して実行プランを保存するには
Management Studio の使用で、推定実行プランまたは実際の実行プランを生成します。 詳細については、「推定実行プランの表示 」と「実際の実行プランの表示」を参照してください。
結果ペインの [実行プラン] タブで、グラフィカルな実行プランを右クリックし、 [実行プランに名前を付けて保存]をクリックします。
代わりに、 [ファイル] メニューの [実行プランに名前を付けて保存] をクリックしてもかまいません。
[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[ファイルの種類] が [実行プラン ファイル (.sqlplan)] に設定されていることを確認します。
[ファイル名] ボックスに <name>.sqlplan の形式で名前を入力し、[保存] をクリックします。
保存した XML クエリ プランを SQL Server Management Studio で開くには
SQL Server Management Studio で、[ファイル]メニューメニューの選択、[開く]、[ファイル] の順にクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログ ボックスで [ファイルの種類] を [実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定し、保存済みの XML クエリ プラン ファイルだけを表示します。
表示する XML クエリ プラン ファイルを選択し、 [開く]をクリックします。
代わりに、Windows エクスプローラーで、拡張子が .sqlplanのファイルをダブルクリックしてもかまいません。 プランが Management Studio で開きます。
参照
SET SHOWPLAN_XML (Transact-SQL)
SET STATISTICS XML (Transact-SQL)