SQL Server の Query Store オブジェクト
適用対象: SQL Server 2016 (13.x) 以降のバージョン
クエリ ストア オブジェクトには、SQL Server のリソース使用率を監視し、ストアド プロシージャ、アドホック、準備された Transact-SQL ステートメント、トリガーなどのオブジェクトのクエリ テキスト、実行プラン、ランタイム統計情報を格納するためのカウンターが用意されています。
次の表では、SQLServer:Query Store カウンターについて説明します。
SQL Server のクエリ ストア カウンター | 説明 |
---|---|
Query Store CPU usage (クエリ ストアの CPU 使用率) | クエリ ストア操作の実行時間。1/100 秒で表示します。 |
Query Store logical reads (クエリ ストアの論理読み取り数) | クエリ ストアからの物理読み取り操作の数。 |
Query Store logical writes (クエリ ストアの論理書き込み数) | クエリ ストアからの論理書き込み操作の数。 キューへのアイテムの追加の頻度と遅延 (ランタイム統計情報を表します) は、データ フラッシュ間隔の設定によって制御されます。 |
Query Store physical reads (クエリ ストアの物理読み取り数) | クエリ ストアからの物理読み取り操作の数。 |
オブジェクトの各カウンターには、次のインスタンスが含まれています。
クエリ ストアのインスタンス | 説明 |
---|---|
_Total | SQL Server のこのインスタンスのクエリ ストアの情報です。 |
<データベース名> | このデータベースのクエリ ストアの情報です。 |
例
sys.dm_os_performance_counters の動的管理ビューで次の T-SQL クエリを使用して、このオブジェクトのクエリ パフォーマンス カウンターの確認を開始します。
SELECT * FROM sys.dm_os_performance_counters
WHERE object_name LIKE '%Query Store%';