SQL Server の Broker/DBM Transport オブジェクト
適用対象: SQL Server
Broker / DBM Transport パフォーマンス オブジェクトには、Service Broker とデータベース ミラーリングに関するネットワーク情報を報告するパフォーマンス カウンターが含まれています。 次の表は、このオブジェクトに含まれているカウンターを示します。
SQL Server Broker/DBM Transport カウンター | 説明 |
---|---|
Current Bytes for Recv I/O | 現在実行中のトランスポート受信操作で読み取るバイト数を報告します。 |
Current Bytes for Send I/O | ネットワーク経由で送信処理中のメッセージ フラグメントに含まれるバイト数を報告します。 |
Current Msg Frags for Send I/O | ネットワーク経由で送信処理中のメッセージ フラグメントの総数を報告します。 |
Message Fragment P1 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 1 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P2 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 2 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P3 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 3 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P4 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 4 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P5 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 5 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P6 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 6 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P7 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 7 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P8 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 8 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P9 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 9 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment P10 Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信された優先度 10 のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment Receives/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに受信したメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Message Fragment Sends/sec | ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信されたすべての優先度のメッセージ フラグメント数を報告します。 |
Msg Fragment Recv Size Avg | ネットワーク経由で受信したメッセージ フラグメントの平均サイズを報告します。 |
Msg Fragment Recv Size Avg Base | 内部使用のみ。 |
Msg Fragment Send Size Avg | ネットワーク経由で送信されたメッセージ フラグメントの平均サイズを報告します。 |
Msg Fragment Send Size Avg Base | 内部使用のみ。 |
Open Connection Count | Service Broker が現在開いているネットワーク接続の数を報告します。 |
Pending Bytes for Recv I/O | ネットワークからの受信後、まだキューへの配置も破棄も行われていないメッセージ フラグメントに含まれるバイト数を報告します。 |
Pending Bytes for Send I/O | ネットワーク経由での送信準備が整ったメッセージ フラグメント内の合計バイト数を報告します。 |
Pending Msg Frags for Recv I/O | ネットワークからの受信後、まだキューへの配置も破棄も行われていないメッセージ フラグメントの数を報告します。 |
Pending Msg Frags for Send I/O | ネットワーク経由での送信準備が整ったメッセージ フラグメントの総数を報告します。 |
Receive I/O bytes/sec | Service Broker のエンドポイントとデータベース ミラーリングのエンドポイントで、ネットワーク経由で 1 秒あたりに受信したバイト数を報告します。 |
Receive I/O Bytes Total | Service Broker のエンドポイントとデータベース ミラーリングのエンドポイントで、ネットワーク経由で受信した合計バイト数を報告します。 |
Receive I/O Len Avg | トランスポート受信操作の平均バイト数を報告します。 |
Receive I/O Len Avg Base | 内部使用のみ。 |
Receive I/Os/sec | Service Broker / DBM トランスポート層が 1 秒あたりに完了したトランスポート受信 I/O 操作の数を報告します。 トランスポート受信操作には、複数のメッセージ フラグメントが含まれている場合があります。 |
Recv I/O Buffer Copies bytes/sec | トランスポート受信 I/O 操作でバッファー フラグメントをメモリに移動しなければならなかった割合。 |
Recv I/O Buffer Copies Count | トランスポート受信 I/O 操作でバッファー フラグメントをメモリに移動しなければならなかった回数。 |
Send I/O bytes/sec | Service Broker のエンドポイントとデータベース ミラーリングのエンドポイントで、ネットワーク経由で 1 秒あたりに送信したバイト数を報告します。 |
Send I/O Bytes Total | Service Broker のエンドポイントとデータベース ミラーリングのエンドポイントで、ネットワーク経由で送信した合計バイト数を報告します。 |
Send I/O Len Avg | 各トランスポート送信操作の平均サイズをバイト単位で報告します。 トランスポート送信操作には、複数のメッセージ フラグメントが含まれている場合があります。 |
Send I/O Len Avg Base | 内部使用のみ。 |
Send I/Os/sec | 1 秒あたりに完了したトランスポート送信 I/O 操作の数を報告します。 トランスポート送信操作には、複数のメッセージ フラグメントが含まれている場合があります。 |
例
sys.dm_os_performance_counters の動的管理ビューで次の T-SQL クエリを使用して、このオブジェクトのクエリ パフォーマンス カウンターの確認を開始します。
SELECT * FROM sys.dm_os_performance_counters
WHERE object_name LIKE '%Broker/DBM Transport%';