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ストアド プロシージャ呼び出しのバッチ化

適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW)

SQL Server Native Client ODBC ドライバーは、必要に応じて、サーバーへのストアド プロシージャ呼び出しを自動的にバッチ処理します。 ドライバーは、ODBC CALL エスケープ シーケンスが使用されている場合にのみこれを行います。Transact-SQL EXECUTE ステートメントではこれを行いません。 ストアド プロシージャ呼び出しをバッチにまとめると、サーバーとのやり取りの回数を削減できるので、パフォーマンスが大幅に向上します。

複数の ODBC CALL エスケープ シーケンスを含むバッチを実行すると、ドライバーによりサーバーへのプロシージャ呼び出しがバッチにまとめられます。 また、ODBC CALL エスケープ シーケンスでバインドされたパラメーター配列を使用するときも、プロシージャ呼び出しがバッチにまとめられます。 たとえば、行方向または列方向のいずれかのパラメーター バインドを使用して、5 つの要素を持つ配列を ODBC CALL SQL ステートメントのパラメーターにバインドする場合、 SQLExecute または SQLExecDirect が呼び出されると、ドライバーは 5 つのプロシージャ呼び出しを含む 1 つのバッチをサーバーに送信します。

参照

ストアド プロシージャの実行