データベース スナップショットの削除 (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server
データベース スナップショットを削除すると、SQL Server からデータベース スナップショットが削除され、そのスナップショットで使用されていたスパース ファイルが削除されます。 データベース スナップショットを削除すると、そのデータベース スナップショットに対するすべてのユーザー接続が終了します。
セキュリティ
アクセス許可
DROP DATABASE 権限を持つすべてのユーザーが、データベース スナップショットを削除できます。
データベース スナップショットを削除する方法 (Transact-SQL の使用)
データベース スナップショットを削除するには
削除するデータベース スナップショットを特定します。 Microsoft SQL Server Management Studio でデータベースのスナップショットを表示できます。 詳細については、「データベース スナップショットの表示 (SQL Server)で参照できます。
削除するデータベース スナップショットの名前を指定して DROP DATABASE ステートメントを実行します。 構文は次のとおりです。
DROP DATABASE database_snapshot_name [ ,...n ]
ここで、 database_snapshot_name は、削除するデータベース スナップショットの名前です。
例 (Transact-SQL)
この例では、データベース スナップショット SalesSnapshot0600 を削除します。これは元のデータベースには影響しません。
DROP DATABASE SalesSnapshot0600 ;
SalesSnapshot0600 へのユーザー接続がすべて終了し、スナップショットで使用される NTFS ファイル システムのスパース ファイルがすべて削除されます。
Note
データベース スナップショットによるスパース ファイルの使用の詳細については、「データベース スナップショット (SQL Server)で参照できます。