次の方法で共有


SQLValidDSN 関数

準拠
導入されたバージョン: ODBC 2.0

まとめ
SQLValidDSN は、名前がシステム情報に追加される前に、データ ソース名の長さと有効性をチェックします。

構文

  
BOOL SQLValidDSN(  
     LPCSTR    lpszDSN);  

引数

lpszDSN
[入力]確認するデータ ソース名。

戻り値

データ ソース名が有効な場合、関数は TRUE を返します。 データ ソース名が無効であるか、関数呼び出しに失敗した場合は FALSE を返します。

診断

SQLValidDSN から FALSE が返されると、関連付けられている *pfErrorCode 値を取得するには、SQLInstallerError を呼び出します。 *pfErrorCode は、データ ソース名が無効であるために FALSE が返された場合ではなく、関数呼び出しが失敗した場合にのみ返されます。 次の表に、SQLInstallerError によって返される *pfErrorCode 値の一覧を示し、この関数のコンテキストでそれぞれについて説明します。

*pfErrorCode エラー 説明
ODBC_ERROR_GENERAL_ERR 一般的なインストーラー エラー 特定のインストーラー エラーがないエラーが発生しました。
ODBC_ERROR_OUT_OF_MEM メモリ不足 メモリ不足のため、インストーラーで関数を実行できませんでした。

説明

SQLValidDSN は、データ ソース名の長さとデータ ソース名の個々の文字の有効性を確認するために、ドライバーの ConfigDSN によって呼び出されます。 Sqlext.h で定義されているように、名前の長さがSQL_MAX_DSN_LENGTHを超えているかどうかを確認します。 (データ ソース名の長さは、 SQLWriteDSNToIni でも確認されます)。 SQLValidDSN は、次のいずれかの無効な文字がデータ ソース名に含まれているかどうかを確認します。

[ ] { } ( ) , ; ? * = ! @ \

対象 解決方法については、
データ ソースの追加、変更、または削除 ConfigDSN (セットアップ DLL 内)
データ ソースの追加、変更、または削除 SQLConfigDataSource
システム情報へのデータ ソース名の書き込み SQLWriteDSNToIni