ODBC ドライバーのアーキテクチャ
ドライバの作成者は、ドライバのアーキテクチャが、アプリケーションがDBMS固有のSQLを使用できるかどうかに影響する可能性があることを認識しておく必要があります。
ドライバーが物理データに直接アクセスすると、ドライバーはドライバーとデータ ソースの両方として機能します。 ドライバーは、ODBC 呼び出しと SQL ステートメントの両方を処理する必要があります。 ファイル ベースのドライバーの開発者は、独自のデータベース エンジンを記述する必要があります。
別のデータベース エンジンを使用して物理データにアクセスする場合、ドライバーは ODBC 呼び出しのみを処理します。 SQL ステートメントをデータベース エンジンに渡して処理します。
ファイルと DBMS の ODBC 構成は、1 つのネットワーク上に存在できます。
ドライバーがさまざまなデータ ソースを操作する必要がある場合は、ミドルウェアとして使用できます。 異種結合エンジン アーキテクチャを使用すると、ドライバーがドライバー マネージャーとして表示される可能性があります。 また、一連のクライアントで共有できるサーバーにドライバーをインストールすることもできます。
ドライバー アーキテクチャの詳細については、「ODBC アーキテクチャ」セクションの「ドライバー マネージャーとドライバー アーキテクチャ」を参照してください。
ドライバーの問題の詳細については、次の表で説明する場所を参照してください。
問題点 | トピック | 場所 |
---|---|---|
アプリケーションやドライバーとの互換性の問題 | アプリケーション/ドライバーの互換性 | ODBC プログラマ リファレンスのプログラミングに関する考慮事項 |
ODBCドライバの作成 | ODBC 3.x ドライバーの作成 | ODBC プログラマ リファレンスのプログラミングに関する考慮事項 |
下位互換性のためのドライバーガイドライン | 下位互換性のためのドライバーガイドライン | 付録 G:ODBCプログラマーズリファレンスの下位互換性に関するドライバガイドライン |
ドライバーへの接続 | データ ソースまたはドライバーの選択 | ODBC プログラマ リファレンスのデータ ソースまたはドライバーへの接続 |
ドライバーの特定 | ドライバーの表示 | Microsoft ODBC データ ソース管理者オンライン ヘルプでのドライバーの表示 |
コネクションプーリングの有効化 | ODBC接続プーリング | ODBC プログラマ リファレンスのデータ ソースまたはドライバーへの接続 |
Unicode/ANSI ドライバーと接続の問題 | Unicode ドライバー | ODBC プログラマ リファレンスのプログラミングに関する考慮事項 |