次の方法で共有


レベル 1 インターフェイスの適合性

レベル 1 インターフェイス適合性レベルには、コア インターフェイス適合性レベル機能に加えて、OLTP リレーショナル DBMS で通常使用できるトランザクションなどの追加機能が含まれます。 レベル 1 インターフェイス適合性ドライバーを使用すると、アプリケーションは、コア インターフェイス適合性レベルの機能に加えて、次の操作を行うことができます。

機能番号 説明
101 データベース テーブルとビューのスキーマを指定します (2 部構成の名前付けを使用)。 (詳細については、「レベル 2 インターフェイス準拠」の「3 部構成の名前付け機能 201」を参照してください。)
102 ODBC 関数の真の非同期実行を呼び出します。この場合、特定の接続での該当する ODBC 関数はすべて同期またはすべて非同期です。
103 スクロール可能なカーソルを使用し、SQLFetchScroll を SQL_FETCH_NEXT 以外の FetchOrientation 引数を指定して呼び出すことによって、forward-only 以外のメソッドで結果セットへのアクセスを実現します。 (SQL_FETCH_BOOKMARK FetchOrientation は、「レベル 2 インターフェイス準拠」の「機能 204」にあります)。
104 SQLPrimaryKeys を呼び出して、テーブルの主キーを取得します。
105 ストアド プロシージャを使用し、プロシージャ呼び出しの ODBC エスケープ シーケンスを通して、SQLProcedureColumnsSQLProcedures を呼び出すことで、ストアド プロシージャに関するデータ辞書に対してクエリを実行します。 (プロシージャを作成してデータ ソースに格納するプロセスは、このドキュメントの範囲外です)。
106 SQLBrowseConnect を呼び出して使用可能なサーバーを対話形式で参照し、データ ソースに接続します。
107 SQL ステートメントの代わりに ODBC 関数を使用し、SQL_POSITION と SQL_REFRESH を指定して SQLSetPos という特定のデータベース操作を実行します。
108 SQLMoreResults を呼び出すことによって、バッチとストアド プロシージャによって生成された複数の結果セットの内容にアクセスできます。
109 複数の ODBC 関数にまたがるトランザクションを、真の原子性と、SQLEndTran で SQL_ROLLBACKを指定する機能を使用して区切ります。