マスター データ マネージャー Web アプリケーションの作成 (マスター データ サービス)
適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance
マスター データ マネージャー Web アプリケーションは、マスター データを操作するためのユーザー用インターフェイスと、MDS を構成および管理するための管理者用インターフェイスを提供します。
Web アプリケーションは、必ず Web サイトに含める必要があります。 Web アプリケーションを作成するには、次のいずれかを実行する必要があります。
既定の Web サイトを使用し、Web アプリケーションを作成する。
既存の Web サイトを使用し、Web アプリケーションを作成する。
新しい Web サイトを作成する (これにより Web アプリケーションが自動的に作成されます)。
Web アプリケーションを作成したら、それを マスター データ サービス データベースに関連付けます。
前提条件
- Web アプリケーションをホストするコンピューターの要件の詳細については、「Web アプリケーションの要件 (マスター データ サービス)」を参照してください。
新しい Web サイトにマスター データ マネージャー Web アプリケーションを作成するには
新しい Web サイトを作成した場合、ルート Web アプリケーションは マスター データ マネージャー Web アプリケーションです。 また、作成された Web アプリケーションは新しいアプリケーション プールに追加されます。
Note
この手順を使用した場合、マスター データ マネージャー Web アプリケーションの仮想パスと別名を指定することはできません。 マスター データ マネージャーの仮想パスと別名を指定する場合は、マスター データ マネージャー Web アプリケーションとして構成されていない既存の Web サイトに Web アプリケーションを作成する必要があります。
さらに、マスター データ サービス構成マネージャーは、HTTP バインドのみを使用したサイトの作成をサポートしています。 HTTPS バインドを追加するには、マスター データ サービス構成マネージャーで新しいサイトとアプリケーションを作成します。詳細については、「マスター データ マネージャー Web アプリケーションのセキュリティ保護」を参照してください。
新しい Web サイトにマスター データ マネージャー Web アプリケーションを作成するには
マスター データ サービス構成マネージャーを開きます。
左ペインで [Web の構成] をクリックします。
[Web の構成] ページにある Web サイトの一覧で、 [新規 Web サイトの作成]を選択します。
[Web サイトの作成] ダイアログ ボックスで、新しい Web サイトの情報を指定します。 ダイアログ ボックスのユーザー インターフェイス (UI) オプションの詳細については、「[Web サイトの作成] ダイアログ ボックス (マスター データ サービス構成マネージャー)」を参照してください。
OK をクリックします。
既存の Web サイトにマスター データ マネージャー Web アプリケーションを作成するには
既存の Web サイトに Web アプリケーションを作成する場合は、Web アプリケーションの仮想パスと別名を選択できます。 作成された Web アプリケーションは新しいアプリケーション プールに追加されます。
既存の Web サイトにマスター データ マネージャー Web アプリケーションを作成するには
マスター データ サービス構成マネージャーを開きます。
左ペインで [Web の構成] をクリックします。
[Web の構成] ページで、[Web サイト]ボックスの一覧から、マスター データ マネージャー Web アプリケーションを作成する Web サイトを選択します。
[アプリケーションの作成]をクリックします。
[Web アプリケーションの作成] ダイアログ ボックスで、新しい Web アプリケーションの情報を指定します。 ダイアログ ボックスのユーザー インターフェイス (UI) オプションの詳細については、「[Web アプリケーションの作成] ダイアログ ボックス (マスター データ サービス構成マネージャー)」を参照してください。
OK をクリックします。
次のステップ
マスター データ サービス データベースと Web アプリケーションを関連付けます。 詳細については、「 Master Data Services データベースと Web アプリケーションの関連付け」を参照してください。
オプションとして、以前は Secure Sockets Layer (SSL) として知られていた トランスポート層セキュリティ (TLS) を使用してコンテンツを暗号化する必要がある場合は、HTTPS バインディングを使用するようにマスター データ マネージャー Web アプリケーションをホストする Web サイトを構成します。 Web サーバー用にサーバー証明書を構成し、サイト用に HTTPS バインドと TLS 設定を構成するには、IIS マネージャーなどのインターネット インフォメーション サービス (IIS) ツールを使用する必要があります。 詳細については、「 マスター データ マネージャー Web アプリケーションのセキュリティ保護」を参照してください。