テーブルからデータをインポートする (マスター データ サービス)
適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance
マスター データ サービスのモデルに一括でデータの追加および変更を行うことができます。
前提条件
マスター データ サービス データベースの stg.<name>_Leaf、 stg.<name>_Consolidated、stg.<name>_Relationship の各テーブルにデータを挿入するアクセス許可が必要です。
マスター データ サービス データベースの stg.udp_<name>_Leaf、stg.udp<name>_Consolidated、または stg.udp_<name>_Relationship の各ストアド プロシージャのいずれかを実行する権限が必要です。
モデルのステータスが [コミット済み]でないことが必須です。
マスター データ サービス データベースのデータを追加、更新、および削除するには
必須フィールドの値を指定するなど、マスター データ サービス データベースの適切なステージング テーブルにインポートするメンバーを準備します。 ステージング テーブルの概要については、「概要: テーブルからのデータのインポート (マスター データ サービス)」を参照してください
リーフ メンバーの場合、テーブルは stg.<name>_Leaf になります。ここで、<name> は対応するエンティティを指します。 必須フィールドの詳細については、「リーフ メンバー ステージング テーブル (マスター データ サービス)」を参照してください
統合メンバーの場合、テーブルは stg.<name>_Consolidated になります。 必須フィールドの詳細については、「統合メンバー ステージング テーブル (マスター データ サービス)」を参照してください。
明示的階層内のメンバーの位置を移動する場合、テーブルは stg.<name>_Relationship になります。 必須フィールドの詳細については、「リレーションシップ ステージング テーブル (マスター データ サービス)」を参照してください。
明示的階層内のメンバーの移動の概要については、「概要: テーブルからのデータのインポート (マスター データ サービス)」を参照してください。
[ImportType] フィールドの値を使用して、メンバーの新規作成、メンバーの非アクティブ化、またはメンバーの削除を行っていることを指定します。 値の詳細については、「リーフ メンバー ステージング テーブル (マスター データ サービス)」および「統合メンバー ステージング テーブル (マスター データ サービス)」を参照してください。
メンバーの非アクティブ化と削除の概要については、「概要: テーブルからのデータのインポート (マスター データ サービス)」を参照してください。
SQL Server Management Studio を開き、マスター データ サービス データベース用 データベース エンジンのインスタンスに接続します。
詳細については、「 SQL Server Management Studio」を参照してください。
[SQL Server のインポートおよびエクスポート] ウィザードを使用して、データをステージング テーブルにデータをインポートします。
詳細については、「 SQL Server Import and Export Wizard」を参照してください。
次のいずれかを実行して、ステージング テーブルからデータをマスター データ サービス テーブルに読み込みます
データの移動先のステージング テーブルに対応するステージング ストアド プロシージャを実行します。
ステージング ストアド プロシージャとステージング テーブルの概要については、「概要: テーブルからのデータのインポート (マスター データ サービス)」を参照してください。 ステージング ストアド プロシージャのパラメーターの詳細およびコード例については、「ステージング ストアド プロシージャ (マスター データ サービス)」を参照してください。
マスター データ管理の [統合管理] 機能領域 を使用します。
[ステージング バッチ] ページで、ドロップダウン リストでデータの追加先のモデルを選択してから、 [バッチの開始]をクリックします。 バッチ処理の状態が、 [状態] フィールドに示されます。 状態の詳細については、「インポート状態 (マスター データ サービス)」を参照してください。
ステージング処理は、マスター データ サービス構成マネージャー の [ステージング バッチの間隔] 設定に定められた間隔で開始されます。 詳細については、「システム設定 マスター データ サービス」を参照してください。
ステージング中に発生したエラーを表示します。 詳細については、「ステージング中に発生したエラーの表示 (マスター データ サービス)」および「ステージング処理のエラー (マスター データ サービス)」を参照してください。
ビジネス ルールに対してデータを検証します。
マスター データ マネージャーで、モデルの [エクスプ ローラー] 機能領域に移動してから、データを検証するビジネス ルールを適用します。 詳細については、「ビジネス ルールに対して特定のメンバーを検証する (マスター データ サービス)」を参照してください。 データの検証にはストアド プロシージャを使用することもできます。 詳細については、「検証ストアド プロシージャ (マスター データ サービス)」を参照してください。
ステージング テーブルからデータを読み込む場合、ビジネス ルールに対してデータが自動的に検証されることはありません。 検証とは、またその実施タイミングの詳細については、「検証 (マスター データ サービス)」を参照してください。