MDSModelDeploy を使用したモデルの配置パッケージの作成
適用対象: SQL Server - Windows only Azure SQL Managed Instance
マスター データ サービスでは、MDSModelDeploy ツールを使用して、パッケージを作成します。 指定するコマンドに応じて、次のどちらかを含むパッケージを作成できます。
モデル オブジェクトのみ。
モデル オブジェクトとデータ。
モデル オブジェクトのみを含むパッケージを配置する必要がある場合は、代わりに、マスター データ マネージャー Web アプリケーションのモデル デプロイ ウィザードを使用できます。 詳細については、「 ウィザードを使用したモデルの配置パッケージの作成」を参照してください。
前提条件
この手順を実行するには
MDSModelDeploy ツールを実行するために必要な基本的な権限は、次のとおりです。
MDS 構成マネージャー (Windows の管理者) と同じ Windows 権限
MDS データベースに対する DBA 権限
MDSModelDeploy ツールを使用してパッケージを作成するために必要な権限は、次のとおりです。
データ モデルに対する MDS モデル管理者権限
MDS ImportExport 機能領域権限
MDSModelDeploy ツールを使用してモデルを配置するために必要な権限は、次のとおりです。
MDS エクスプローラー機能権限
MDS システム管理機能権限
MDSModelDeploy ツールを使用してモデルをリストするために必要な権限は、次のとおりです。
MDS エクスプローラー機能権限
リスト内のモデルを表示するための、データ モデルに対する MDS モデル管理権限
モデルのパッケージを作成するには、そのモデルが存在する必要があります。 詳細については、「モデルを作成する (マスター データ サービス)」を参照してください。
詳細については、「管理者 (マスター データ サービス)」を参照してください。
MDSModelDeploy を使用してモデルの配置パッケージを作成するには
管理者のコマンド プロンプトを開きます。
MDSModelDeploy.exe がある場所に移動します。
MDS を既定の場所にインストールした場合、ファイルは < ドライブ>:\Program Files\Microsoft SQL Server\130\Master Data Services\Configuration にあります。
MDS を既定の場所にインストールしなかった場合は、ローカル コンピューター内で MDSModelDeploy.exe を検索します。
省略可能。 オプションおよびヘルプを表示します。
使用可能なすべてのオプションを表示するには、「
MDSModelDeploy
」と入力し、Enter キーを押します。オプションのヘルプを表示するには、「 」と入力します。 OptionName
MDSModelDeploy help OptionName
はオプションの名前です。
省略可能。 Web アプリケーションが複数ある場合、次のコマンドを入力し、Enter キーを押して、配置するサービスの名前を確認します。
MDSModelDeploy listservices
値の一覧が返されます (例:
MDS1, Default Web Site, MDS
)。 モデルを配置するには、この一覧の最初の値 (この例では、MDS1
) が必要です。モデル オブジェクトとデータを含むパッケージを作成するには、次のコマンドを入力します。 ModelName、 VersionName、 ServiceName、および PackageName は、それぞれモデル、バージョン、サービス、および .pkg 出力ファイルの名前です。
MDSModelDeploy createpackage -model ModelName -version VersionName -service ServiceName -package PackageName -includedata
データを含める必要がない場合は、
-version
スイッチと-includedata
スイッチを使用しないでください。Enter キーを押します。 パッケージが正常に作成されると、「MDSModelDeploy 操作は正常に完了しました」というメッセージが表示されます。