パッケージ オブジェクトを表示する

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム

SSIS デザイナーでは、[パッケージ エクスプローラー] タブで、パッケージをエクスプローラー表示できます。 この表示には、Integration Services アーキテクチャのコンテナー階層が反映されます。 パッケージ コンテナーはこの階層の最上層にあり、パッケージを展開すると、そのパッケージ内にある接続、実行可能ファイル、イベント ハンドラー、ログ プロバイダー、優先順位制約、および変数が表示されます。

実行可能ファイルとは、パッケージ内のコンテナーおよびタスクのことで、イベント ハンドラー、優先順位制約、および変数を含めることができます。 Integration Services では、入れ子構造の階層のコンテナーがサポートされているため、For ループ コンテナー、Foreach ループ コンテナー、およびシーケンス コンテナーは他の実行可能ファイルを含めることができます。

パッケージにデータ フローが含まれる場合、 パッケージ エクスプローラー にはデータ フロー タスクが一覧表示され、データ フロー コンポーネントを一覧表示する [コンポーネント] フォルダーが含まれます。

[パッケージ エクスプローラー] タブでは、パッケージ内のオブジェクトを削除したり、 [プロパティ] ウィンドウにアクセスしてオブジェクトのプロパティを表示できます。

次の図は、簡単なパッケージのツリー ビューを示しています。

パッケージの構造と内容を表示する

1. SQL Server Data Tools (SSDT) で、パッケージ エクスプローラーで表示したいパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

2. [パッケージ エクスプローラー] タブをクリックします。

3. [変数]、 [優先順位制約]、 [イベント ハンドラー]、 [接続マネージャー]、 [ログ プロバイダー]、または [実行可能ファイル] フォルダーの内容を表示するには、各フォルダーを展開します。

4. パッケージの構造に基づき、次の任意のレベルのフォルダーを展開します。

パッケージ オブジェクトのプロパティを表示する

• オブジェクトを右クリックして [プロパティ] をクリックし、 [プロパティ] ウィンドウを開きます。

パッケージのオブジェクトを削除する

• オブジェクトを右クリックし、 [削除]をクリックします。

参照

Integration Services タスク
Integration Services コンテナー
優先順位制約
Integration Services (SSIS) の変数
Integration Services (SSIS) のイベント ハンドラー
Integration Services (SSIS) のログ記録