catalog.set_object_parameter_value (SSISDB データベース)
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
適用対象: SQL Server
Integration Services カタログのパラメーターの値を設定します。 他の値が割り当てられていない場合は、値を環境変数に関連付けるか、または既定で使用されるリテラル値を割り当てます。
構文
catalog.set_object_parameter_value [ @object_type = ] object_type
, [ @folder_name = ] folder_name
, [ @project_name = ] project_name
, [ @parameter_name = ] parameter_name
, [ @parameter_value = ] parameter_value
[ , [ @object_name = ] object_name ]
[ , [ @value_type = ] value_type ]
引数
[@object_type =] object_type
パラメーターの型。 値 20
を使用するとプロジェクトのパラメーターを示し、値 30
を使用するとパッケージのパラメーターを示します。 object_type は smallInt です。
[@folder_name =] folder_name
パラメーターを含むフォルダーの名前。 folder_name は nvarchar(128) です。
[@project_name =] project_name
パラメーターを含むプロジェクトの名前。 project_name は nvarchar(128) です。
[@parameter_name =] parameter_name
パラメーターの名前。 parameter_name は nvarchar(128) です。
[@parameter_value =] parameter_value
パラメーターの値。 parameter_value は sql_variant です。
[@object_name =] object_name
パッケージの名前です。 パラメーターがパッケージ パラメーターである場合に必要な引数です。 object_name は nvarchar (260) です。
[@value_type =] value_type
パラメーター値の型。 文字 V
を使用すると、parameter_value がリテラル値であり、実行前に他の値が割り当てられることのない既定値として使用されることを示します。 文字 R
を使用すると、parameter_value が参照先の値であり、環境変数の名前に設定されたことを示します。 この引数は省略可能です。文字 V
が既定で使用されます。 value_type は char (1) です。
リターン コード値
成功した場合は 0 を返します。
結果セット
なし
アクセス許可
このストアド プロシージャには、次の権限のいずれかが必要です。
プロジェクトの READ および MODIFY 権限
ssis_admin データベース ロールのメンバーシップ
sysadmin サーバー ロールのメンバーシップ
エラーおよび警告
ストアド プロシージャがエラーを発生させる可能性がある条件を以下に示します。
パラメーターの型が無効
プロジェクト名が無効
パッケージ パラメーターで、パッケージ名が無効
値の型が無効
ユーザーに適切な権限がない
解説
value_type が指定されていない場合は、parameter_value のリテラル値が既定で使用されます。 リテラル値を使用すると、object_parameters ビューの value_set が
1
に設定されます。 NULL パラメーター値は許可されません。value_type に参照先の値を示す文字
R
が指定されている場合、parameter_value は環境変数の名前を参照します。値
20
は、プロジェクト パラメーターを示すため object_type で使用される場合があります。 この場合、object_name の値は不要で、object_name に指定された値は無視されます。 この値は、ユーザーがプロジェクトのパラメーターを設定するときに使用されます。値
30
は、プロジェクト パラメーターを示すため object_type で使用される場合があります。 この場合は、対応するパッケージを示すため、object_name の値が使用されます。 object_name が指定されていない場合、このストアド プロシージャはエラーを返し、終了します。