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catalog.move_environment (SSISDB データベース)

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム

適用対象: SQL Server

特定のフォルダーの環境を Integration Services カタログ内の別のフォルダーに移動します。

構文

catalog.move_environment [ @source_folder = ] source_folder  
    , [ @environment_name = ] environment_name  
    , [ @destination_folder = ] destination_folder  

引数

[ @source_folder = ] source_folder
環境が移動前に配置されていたソース フォルダーの名前。 source_foldernvarchar(128) です。

[ @environment_name = ] environment_name
移動される環境の名前。 Environment_namenvarchar(128) です。

[ @destination_folder = ] destination_folder
環境が移動後に配置される移動先フォルダーの名前。 destination_foldernvarchar(128) です。

リターン コード値

成功した場合は 0 を返します。

結果セット

なし

アクセス許可

このストアド プロシージャには、次の権限のいずれかが必要です。

  • 環境の READ および MODIFY 権限

  • ssis_admin データベース ロールのメンバーシップ

  • sysadmin サーバー ロールのメンバーシップ

エラーおよび警告

エラーまたは警告が発生する可能性がある条件を以下に示します。

  • 環境が移動元フォルダーに存在しない

  • 移動先のフォルダーに同じ名前の環境が既にある

  • ユーザーに適切な権限がない

解説

プロジェクトの環境参照は、移動中、環境に従って更新されません。 したがって、環境参照を更新する必要があります。 このストアド プロシージャ は、環境を移動することで環境参照が壊れた場合でも成功します。 環境参照は、このストアド プロシージャが完了した後で更新する必要があります。

Note

プロジェクトでは、相対または絶対環境参照を使用できます。 相対参照の場合、名前によって環境を参照します。この環境はプロジェクトと同じフォルダーに格納されている必要があります。 絶対参照の場合、名前とフォルダーによって環境を参照します。これらの参照は、プロジェクトとは異なるフォルダーに格納されている環境を参照する場合があります。