Scale Out ログのアカウントの変更
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
Scale Out で SSIS パッケージを実行すると、イベント メッセージが、 ##MS_SSISLogDBWorkerAgentLogin## という名前の自動作成ユーザー アカウントで SSISDB データベースにログ記録されます。 このユーザーのログインでは、SQL Server 認証が使用されます。
Scale Out ログ記録で使用されるアカウントを変更する場合は、以下の操作を行います。
注意
ログ記録に Windows ユーザー アカウントを使用する場合は、Scale Out Worker サービスを実行するアカウントと同じアカウントを使用します。 それ以外の場合は、SQL Server にログインできません。
1.SSISDB のユーザーを作成する
データベース ユーザーの作成手順については、「データベース ユーザーの作成」を参照してください。
2.データベース ロール ssis_cluster_worker にユーザーを追加する
データベース ロールの追加手順については、「ロールの追加」を参照してください。
3.SSISDB のログイン情報を更新する
以下の例に示すように、パラメーターとして SQL Server 名と接続文字列を指定してストアド プロシージャ [catalog].[update_logdb_info]
を呼び出します。
SET @serverName = CONVERT(sysname, SERVERPROPERTY('servername'))
SET @connectionString = 'Data Source=' + @serverName + ';Initial Catalog=SSISDB;Integrated Security=SSPI;'
EXEC [internal].[update_logdb_info] @serverName, @connectionString
GO
4.Scale Out Worker サービスを再起動する
Scale Out Worker サービスを再起動して、変更を有効にします。