Integration Services バージョンのサイド バイ サイド インストール
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime
SQL Server 2019 (15.x) Integration Services (SSIS) は、以前のバージョンの SSIS とサイド バイ サイドでインストールできます。 このトピックでは、サイド バイ サイド インストールの制限事項について説明します。
パッケージの設計と管理
SQL Server 2016、SQL Server 2014、または SQL Server 2012 を対象とするパッケージを設計および管理するには、Visual Studio 2015 用の SQL Server Data Tools (SSDT) を使用します。 SSDT を入手する方法については、「 最新の SQL Server Data Tools のダウンロード」を参照してください。
Integration Services プロジェクトのプロパティ ページでは、 [構成プロパティ] の [全般]タブで [TargetServerVersion] プロパティを選択し、[SQL Server 2016]、[SQL Server 2014]、または [SQL Server 2012] を選択します。
SQL Server の対象バージョン | SSIS パッケージの開発環境 |
---|---|
2016 | Visual Studio 2015 用 SQL Server Data Tools |
2014 | Visual Studio 2015 用 SQL Server Data Tools or SQL Server Data Tools - Business Intelligence for Visual Studio 2013 |
2012 | Visual Studio 2015 用 SQL Server Data Tools or SQL Server Data Tools - Business Intelligence for Visual Studio 2012 |
2008 | SQL Server 2008 の Business Intelligence Development Studio |
既存のパッケージを既存のプロジェクトに追加すると、パッケージは、プロジェクトの対象となる形式に変換されます。
パッケージの実行
SQL Server 2019 (15.x) バージョンの dtexec ユーティリティまたは SQL Server エージェントを使用すると、以前のバージョンの開発ツールで作成された Integration Services パッケージを実行できます。 この SQL Server 2019 (15.x) ツールは、以前のバージョンの開発ツールで開発されたパッケージを読み込むときに、メモリ内のパッケージを、 SQL Server 2019 Integration Services (SSIS) が使用するパッケージに一時的に変換します。 パッケージに問題があり、適切に変換できない場合、その問題が解決されるまで、 SQL Server 2019 (15.x) ツールでパッケージを実行することはできません。 詳細については、「 Integration Services パッケージのアップグレード」を参照してください。