コンポーネントのグループ化とグループの解除
適用対象: 
SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
デザイナーの[制御フロー] 、[データ フロー] 、および [イベント ハンドラー] SSIS タブでは、折りたたみ可能なグループ化がサポートされています。 パッケージに多数のコンポーネントがある場合、タブは過密状態になることがあります。このような状態になると、すべてのコンポーネントを一度に表示するのが難しくなり、操作する項目を探すのも困難になります。 折りたたみ可能なグループ化機能を使用すると、作業画面上の領域を節約でき、大きなパッケージの処理が容易になります。
グループ化機能では、グループ化するコンポーネントを選択し、それらをグループ化します。次に、作業に合わせてグループを展開するか、折りたたみます。 グループを展開すると、グループ内のコンポーネントのプロパティにアクセスできます。 タスクとコンテナーを連結する優先順位制約は、自動的にグループ内に含まれます。
コンポーネントのグループ化に関する注意事項は次のとおりです。
コンポーネントをグループ化するには、コントロール フロー、データ フロー、またはイベント ハンドラーに複数のコンポーネントが含まれている必要があります。
グループは入れ子にすることもできます。これにより、グループ内にグループを作成できます。 デザイン画面は、入れ子になっていないグループを複数実装できます。ただし、グループが入れ子になっていない場合、コンポーネントが所属できるのは 1 グループのみです。
SSIS デザイナーは、パッケージの保存時にグループ化を保存します。ただし、グループ化はパッケージの実行には影響しません。 コンポーネントのグループ化機能は、デザイン時の機能であり、パッケージの実行時の動作には影響しません。
コンポーネントをグループ化するには
SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[制御フロー]、 [データ フロー]、または [イベント ハンドラー] タブをクリックします。
タブのデザイン画面で、グループ化するコンポーネントを選択します。選択したコンポーネントを右クリックし、 [グループ]をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
コンポーネントのグループを解除するには
SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[制御フロー]、 [データ フロー]、または [イベント ハンドラー] タブをクリックします。
タブのデザイン画面で、グループを解除するコンポーネントが含まれているグループを選択します。そのグループを右クリックし、 [グループ解除]をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。