次の方法で共有


集計変換を使用してデータセットの値を集計する

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

集計変換を追加して構成するには、パッケージに 1 つ以上のデータ フロー タスクと 1 つの変換元があらかじめ含まれている必要があります。

データセットの値を集計するには

  1. SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. [データ フロー] タブをクリックし、次に [ツールボックス]で、集計変換をデザイン画面にドラッグします。

  4. 集計変換をデータ フローに連結します。連結するには、変換元または前の変換から集計変換にコネクタをドラッグします。

  5. 集計変換をダブルクリックします。

  6. [集計変換エディター] ダイアログ ボックスで、 [集計] タブをクリックします。

  7. [使用できる入力列] 一覧で、値を集計する列のチェック ボックスをオンにします。 選択した列が、テーブルに表示されます。

    Note

    1 つの列を複数回選択して、複数の変換をその列に適用できます。 集計を一意に識別するために、既定の名前に番号が追加され、列の出力が別名で保存されます。

  8. 必要に応じ、 [出力の別名] 列の値を変更します。

  9. 既定の集計操作である [グループ化]を変更するには、 [操作] 一覧で別の操作を選択します。

  10. 既定の比較を変更するには、 [比較フラグ] 列に示された各比較フラグを選択します。 既定の比較では、大文字と小文字、ひらがなとカタカナ、非空白文字、および文字幅は無視されます。

  11. [個別のカウント] 集計では、必要に応じて、個別の値の正確な数を [個別カウント キー数] 列で指定するか、カウントの概数を [個別カウント スケール] 列で選択します。

    Note

    個別の値を正確な数または概数で指定することにより、変換作業に適したメモリ量が事前に割り当てられるので、パフォーマンスを最適化できます。

  12. 必要に応じ、 [詳細設定] をクリックして集計変換出力の名前を更新します。 集計に グループ化 操作が含まれる場合、グループ化のキー値のカウントの概数を [キー スケール] 列で選択することも、グループ化のキー値の正確な数を [キー] 列で指定することもできます。

    Note

    個別の値を正確な数または概数で指定することにより、変換作業に適したメモリ量が事前に割り当てられるので、パフォーマンスを最適化できます。

    Note

    [キー スケール][キー] オプションは、相互に排他的です。 両方の列に値を入力した場合、 [キー スケール][キー] のうち、いずれか大きい方の値が使用されます。

  13. 必要に応じ、 [詳細設定] タブをクリックして、集計変換が実行するすべての操作を最適化する属性を設定します。

  14. [OK] をクリックします。

  15. 更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。

参照

集計変換
Integration Services の変換
Integration Services のパス
データ フロー タスク