<ソース データ クエリ> - OPENQUERY
適用対象:SQL Server Analysis Services
ソース データ クエリを既存のデータ ソースへのクエリに置き換えます。 INSERT、SELECT FROM PREDICTION JOIN、SELECT FROM NATURAL PREDICTION JOIN ステートメントは、 OPENQUERYをサポートします。
構文
OPENQUERY(<named datasource>, <query syntax>)
引数
名前付きデータソース
Microsoft SQL Server Analysis Services データベースに存在するデータ ソース。
クエリ構文
行セットを返すクエリ構文です。
解説
OPENQUERY は、データ ソースのアクセス許可をサポートすることで、外部データにアクセスするためのより安全な方法を提供します。 接続文字列はデータ ソースに格納されるため、管理者はデータ ソースのプロパティを使用してデータへのアクセスを管理できます。 データ ソースの詳細については、「 Supported Data Sources (SSAS - 多次元)」を参照してください。
MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES スキーマ行セットに対してクエリを実行することで、サーバーで使用可能なデータ ソースの一覧を取得できます。 MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCESの使用の詳細については、「行セットのMDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES」を参照してください。
次の DMX クエリを使用して、現在の Analysis Services データベース内のデータ ソースの一覧を返すこともできます。
SELECT * FROM $system.MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES
例
次の例では、Analysis Services データベースで既に定義されている MyDS データ ソースを使用して、 AdventureWorksDW2022
データベースへの接続を作成し、 vTargetMail ビューに対してクエリを実行します。
OPENQUERY (MyDS,'SELECT TOP 1000 * FROM vTargetMail')
参照
<ソース データ クエリ>
データ マイニング拡張機能 (DMX) データ操作ステートメント
データ マイニング拡張機能 (DMX) ステートメント リファレンス