IRowsetFastLoad (OLE DB)
適用対象: SQL Server Azure SQL データベース Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW)
IRowsetFastLoad インターフェイスでは、SQL Server のメモリベースの一括コピー操作のサポートが公開されます。 OLE DB Driver for SQL Server のコンシューマーは、このインターフェイスを使用して、既存の SQL Server テーブルにすばやくデータを追加できます。
セッションで SSPROP_ENABLEFASTLOAD を VARIANT_TRUE に設定した場合、その後にそのセッションから返される行セットのデータを読み取ることはできません。 SSPROP_ENABLEFASTLOAD が VARIANT_TRUE に設定されている場合、そのセッションで作成される行セットはすべて IRowsetFastLoad 型になります。 IRowsetFastLoad の行セットは行セットのフェッチをサポートしていないため、これらの行セットのデータを読み取ることはできません。
このセクションの内容
方法 | 説明 |
---|---|
IRowsetFastLoad::Commit (OLE DB) | 挿入される行のバッチの終わりをマークし、挿入された行を SQL Server のテーブルに書き込みます。 |
IRowsetFastLoad::InsertRow (OLE DB) | 一括コピー行セットに行を追加します。 |
参照
インターフェイス (OLE DB)
IRowsetFastLoad を使用したデータの一括コピー (OLE DB)
IROWSETFASTLOAD と ISEQUENTIALSTREAM を使用した SQL SERVER への BLOB データの送信 (OLE DB)