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getTablePrivileges メソッド (SQLServerDatabaseMetaData)

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渡されたカタログ、スキーマ、またはテーブル名のパターンで使用可能な、各テーブルのアクセス権の記述を取得します。

構文

  
public java.sql.ResultSet getTablePrivileges(java.lang.String catalog,  
                                             java.lang.String schema,  
                                             java.lang.String table)  

パラメーター

catalog

カタログ名を含む文字列です。 このパラメーターに null を指定すると、カタログ名を使用する必要はありません。

schema

スキーマ名のパターンを含む文字列です。 このパラメーターに null を指定すると、スキーマ名を使用する必要はありません。

テーブル

テーブル名のパターンを含む文字列です。

戻り値

SQLServerResultSet オブジェクトです。

例外

SQLServerException

解説

この getTablePrivileges メソッドは、java.sql.DatabaseMetaData インターフェイスの getTablePrivileges メソッドで規定されています。

getTablePrivileges メソッドによって返される結果セットには、次の情報が含まれます。

名前 種類 説明
TABLE_CAT String カタログ名。
TABLE_SCHEM String テーブル スキーマ名です。
TABLE_NAME String テーブル名。
GRANTOR String アクセス許可を与えるオブジェクトです。
GRANTEE String アクセスを受け入れるオブジェクトです。
PRIVILEGE String 許可されたアクセスの種類です。
IS_GRANTABLE String 権限を与えられたユーザーが他のユーザーへのアクセスを許可できるかどうかを示します。

Note

getTablePrivileges メソッドによって返されるデータの詳細については、SQL Server オンライン ブックの「sp_table_privileges (Transact-SQL)」を参照してください。

次に示す getTablePrivileges メソッドの使い方の例では、AdventureWorks2022 サンプル データベースの Person.Contact テーブルに対するアクセス権を取得します。

public static void executeGetTablePrivileges(Connection con) {  
   try {  
      DatabaseMetaData dbmd = con.getMetaData();  
      ResultSet rs = dbmd.getTablePrivileges("AdventureWorks", "Person", "Contact");  
      ResultSetMetaData rsmd = rs.getMetaData();  
  
      // Display the result set data.  
      int cols = rsmd.getColumnCount();  
      while(rs.next()) {  
         for (int i = 1; i <= cols; i++) {  
            System.out.println(rs.getString(i));  
         }  
      }  
      rs.close();  
   }   
  
   catch (Exception e) {  
      e.printStackTrace();  
   }  
}  

参照

SQLServerDatabaseMetaData のメソッド
SQLServerDatabaseMetaData のメンバー
SQLServerDatabaseMetaData クラス