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Source プロパティ (ADO Recordset)

Recordset オブジェクトのデータ ソースを示します。

設定と戻り値

String 値または Command オブジェクトの参照を設定し、Recordset のソースを示す String 値のみを返します。

解説

Recordset オブジェクトのデータ ソースを指定するには、Source プロパティを使用します。Command オブジェクト変数、SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはテーブル名のいずれかを使用します。

Source プロパティを Command オブジェクトに設定すると、Recordset オブジェクトの ActiveConnection プロパティは、指定した Command オブジェクトの ActiveConnection プロパティの値を継承します。 ただし、Source プロパティを読み取っても Command オブジェクトは返されません。そうではなく、Source プロパティを設定した Command オブジェクトの CommandText プロパティが返されます。

Source プロパティが SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはテーブル名である場合は、Open メソッド呼び出しで適切な Options 引数を渡すことで、パフォーマンスを最適化できます。

Source プロパティは、閉じた Recordset オブジェクトの場合は読み取りと書き込み、開いた Recordset オブジェクトの場合は読み取り専用です。

適用対象

Recordset オブジェクト (ADO)

参照

Source プロパティの例 (VB)
Source プロパティ (ADO Error)
Source プロパティ (ADO Record)