次の方法で共有


DeleteRecord メソッド (ADO)

Record で表されるエンティティを削除します。

構文

  
Record.DeleteRecord Source, Async  

パラメーター

ソース
省略可能。 削除するエンティティ (ファイルやディレクトリなど) を識別する URL が含まれるString 値。 Source を省略するか、空の文字列を指定すると、現在の Record で表されるエンティティは削除されます。 Record がコレクション レコード (ディレクトリなどの adCollectionRecordRecordType) である場合、すべての子 (サブディレクトリなど) も削除されます。

Async
省略可能。 True の場合、削除操作は非同期であることを指定する Boolean 値。

解説

このメソッドの完了後、この Record で表されるオブジェクトに対する操作が失敗する可能性があります。 DeleteRecord を呼び出した後は、プロバイダーがデータ ソースを使用して Record を更新するタイミングによっては、Record が予期せぬ動作をする可能性があるので、Record は閉じる必要があります。

この RecordRecordset から取得された場合、この操作の結果はすぐには Recordset に反映されません。 Recordsetを閉じて再度開くか、Recordset Requery メソッド、Update メソッド、または Resync メソッドを実行して更新します。

Note

http スキームを使用する URL は、Microsoft OLE DB Provider for Internet Publishing を自動的に呼び出します。 詳細については、「絶対 URL と相対 URL」を参照してください。

適用対象

Record オブジェクト (ADO)

参照

Delete メソッド (ADO Fields コレクション)
Delete メソッド (ADO Parameters コレクション)
Delete メソッド (ADO Recordset)