ADOStreamConstruction インターフェイス
ADOStreamConstruction インターフェイスは、C/C++ アプリケーションの OLE DB IStream オブジェクトから ADO Stream オブジェクトを構築するために使用されます。
プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
Stream | 読み取り/書き込み。 OLE DB Stream オブジェクトを取得/設定します。 |
メソッド
[なし] :
イベント
[なし] :
解説
OLE DB IStream オブジェクト (pStream
) を指定すると、ADO Stream オブジェクト (adoStr
) の構築は、次の 3 つの基本的な操作になります。
ADO Stream オブジェクトを作成します。
Stream20Ptr adoStr; adoStr.CreateInstance(__uuidof(Stream));
Stream オブジェクトの IADOStreamConstruction インターフェイスに対してクエリを実行します。
adoStreamConstructionPtr adoStrConstruct=NULL; adoStr->QueryInterface(__uuidof(ADOStreamConstruction), (void**)&adoStrConstruct);
IADOStreamConstruction::get_Stream
プロパティ メソッドを呼び出して、ADO Stream オブジェクトに OLE DB IStream オブジェクトを設定します。
IUnknown *pUnk=NULL;
pRowset->QueryInterface(IID_IUnknown, (void**)&pUnk);
adoStrConstruct->put_Stream(pUnk);
結果の adoStr
オブジェクトは、OLE DB IStream オブジェクトから構築された ADO Stream オブジェクトを表すようになりました。
要件
バージョン: ADO 2.0 以降のバージョン
ライブラリ: msado15.dll
UUID: 00000283-0000-0010-8000-00AA006D2EA4