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十分な TempDB 領域の確保

Microsoft SQL Server 6.5 で処理領域を必要とする Recordset オブジェクトの処理中にエラーが発生した場合は、TempDB のサイズを大きくする必要があります。 (一部のクエリでは一時的な処理領域が必要です。たとえば、ORDER BY 句を使用したクエリではレコードセットの並べ替えが必要で、一時的な領域が必要になります。)

重要

Windows 8 および Windows Server 2012 から、RDS サーバー コンポーネントが Windows オペレーティング システムに含まれなくなりました (詳細については、Windows 8 および Windows Server 2012 の互換性クックブックを参照してください)。 RDS クライアント コンポーネントは、今後のバージョンの Windows で削除される予定です。 新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 RDS を使用するアプリケーションを、WCF Data Service に移行する必要があります。

重要

デバイスを一旦拡張した後に収縮するのは簡単でないので、操作を行う前に、この手順をよく読んでください。

注意

Microsoft SQL Server 7.0 以降では、既定で TempDB が必要に応じて自動的に拡張するよう設定されています。 したがって、この手順は 7.0 より前のバージョンを実行しているサーバーでのみ必要となる場合があります。

SQL Server 6.5 で TempDB 領域を増やすには

  1. Microsoft SQL Server Enterprise Manager を起動し、サーバーのツリーを開いて、データベース デバイス ツリーを開きます。

  2. 拡張する (物理) デバイス (マスターなど) を選択し、デバイスをダブルクリックして [データベース デバイスの編集] ダイアログ ボックスを開きます。

    このダイアログ ボックスには、現在のデータベースが使用している領域が表示されます。

  3. [サイズ] ボックスで、デバイスを希望する量 (たとえば、50 メガバイト (MB) のハード ディスク領域) に増やします。

  4. [今すぐ変更] をクリックして、(論理) TempDB の拡張可能な領域を増やします。

  5. サーバーの [データベース] ツリーを開き、[TempDB] をダブルクリックして [データベースの編集] ダイアログ ボックスを開きます。 [データベース] タブには、TempDB に現在割り当てられている領域の量 (データ サイズ) の一覧が表示されます。 既定では、これは 2 MB です。

  6. [サイズ] グループの [拡大] をクリックします。 グラフには、各物理デバイスで使用可能な領域と割り当てられた領域が表示されます。 茶色のバーは、使用可能な領域を表します。

  7. ログ デバイス (マスターなど) を選択すると、使用可能なサイズが [サイズ (MB)] ボックスに表示されます。

  8. [今すぐ拡大] をクリックして、その領域を TempDB データベースに割り当てます。

    [データベースの編集] ダイアログ ボックスに、TempDB に割り当てられた新しいサイズが表示されます。

このトピックの詳細については、Microsoft SQL Server Enterprise Manager ヘルプ ファイルで「[データベースの拡大] ダイアログ ボックス」を検索してください。

参照

RDS の基礎