アドレス帳のナビゲーション ボタン
アドレス帳アプリケーションには、Web ページの下部にナビゲーション ボタンが表示されます。 ナビゲーション ボタンを使うと、HTML グリッド表示内のデータの最初または最後の行、または現在の選択項目に隣接する行を選び、データ内を移動することができます。
重要
Windows 8 および Windows Server 2012 から、RDS サーバー コンポーネントが Windows オペレーティング システムに含まれなくなりました (詳細については、Windows 8 および Windows Server 2012 の互換性クックブックを参照してください)。 RDS クライアント コンポーネントは、今後のバージョンの Windows で削除される予定です。 新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 RDS を使用するアプリケーションを WCF Data Service に移行する必要があります。
ナビゲーションのサブ プロシージャ
アドレス帳アプリケーションには、ユーザーが [最初]、[次へ]、[前へ]、[最後] の各ボタンをクリックしてデータ内を移動できるようになるプロシージャが複数含まれています。
たとえば、[最初] ボタンをクリックすると、VBScript の First_OnClick Sub プロシージャがアクティブになります。 このプロシージャにより、MoveFirst メソッドが実行され、データの最初の行が現在の選択項目になります。 [最後] ボタンをクリックすると、Last_OnClick Sub プロシージャがアクティブになり、MoveLast メソッドが実行され、データの最後の行を現在の選択項目になります。 その他のナビゲーション ボタンも同じように機能します。
' Move to the first record in the bound Recordset.
Sub First_OnClick
DC1.Recordset.MoveFirst
End Sub
' Move to the next record from the current position
' in the bound Recordset.
Sub Next_OnClick
If Not DC1.Recordset.EOF Then ' Cannot move beyond bottom record.
DC1.Recordset.MoveNext
Exit Sub
End If
End Sub
' Move to the previous record from the current position in the bound
' Recordset.
Sub Prev_OnClick
If Not DC1.Recordset.BOF Then ' Cannot move beyond top record.
DC1.Recordset.MovePrevious
Exit Sub
End If
End Sub
' Move to the last record in the bound Recordset.
Sub Last_OnClick
DC1.Recordset.MoveLast
End Sub
参照
DataControl オブジェクト (RDS)
MoveFirst、MoveLast、MoveNext、MovePrevious メソッド (RDS)