Visual Basic 6 アプリケーションで ADO ライブラリを参照する
Microsoft Visual Basic 6 アプリケーションに ADO ライブラリをインポートするには、Visual Basic プロジェクトで参照を設定する必要があります。
Visual Basic プロジェクトで ADO ライブラリへの参照を設定するには
新しい Visual Basic プロジェクトを作成するか、既存のものを開きます。
[プロジェクト] メニュー項目をクリックし、ドロップダウン メニュー パネルから [参照...] を選択します。
[使用できる参照] で、[Microsoft ActiveX Data Objects n.n Library](Microsoft ActiveX データ オブジェクト n.n ライブラリ) のチェック ボックスをオンにします。n.n は最新バージョン番号を表します。 下の [場所] フィールドでは、$installDir\msado15.dll としてこの選択が識別されます。ここで、$installDir は ADO ライブラリがインストールされているディレクトリのパスを表します。
ADO MD を使用する場合は、手順 3 を繰り返して [Microsoft ActiveX Data Objects (Multi-dimensional) n.n Library](Microsoft ActiveX データ オブジェクト (多次元) n.n ライブラリ) を選択します。 [場所] フィールドで、この選択が $installDir\msadomd.dll として識別されます。
ADOX を使用する場合は、手順 3 を繰り返して [Microsoft ADO Ext. n.n for DDL and Security](DDL とセキュリティ用の Microsoft ADO 拡張機能 n.n) を選択します。 [場所] フィールドで、この選択が $installDir\msadox.dll として識別されます。
[OK] をクリックして参照の設定を完了します。
Backward Compatibility
ADO をインストールすると、以前のバージョンの次のタイプ ライブラリもコピーされます。
msado27.tlb、ADO 2.7 タイプ ライブラリ
msado26.tlb、ADO 2.6 タイプ ライブラリ
msado25.tlb、ADO 2.5 タイプ ライブラリ
msado21.tlb、ADO 2.1 タイプ ライブラリ
msado20.tlb、ADO 2.0 タイプ ライブラリ
下位互換性のためにアプリケーションでこれらの ADO ライブラリのいずれかを使用する必要がある場合は、適切なバージョンのタイプ ライブラリをインポートする必要があります。 これを行うには、msado15.dll を msadoXX.tlb に置き換えて、前のセクションの手順に従います。ここで、XX はインポートする必要があるバージョン番号を表します。