OLE DB 向けの Microsoft カーソル サービス
クライアント側カーソルを選択するか、CursorLocation プロパティを adUseClient に設定すると、Microsoft Cursor Service for OLE DB が呼び出されます。 また、ADO のコンテキストでは基本的に同じことである "クライアント カーソル エンジン" への参照が表示される場合もあります。 このサービスは、データ プロバイダーのカーソルサポート機能を補完します。 その結果、すべてのデータ プロバイダーから比較的一様な機能を認識できます。
OLE DB 用カーソル サービスにより、動的プロパティを利用できるようになり、特定のメソッドの動作が強化されます。 たとえば、Optimize 動的プロパティを使用すると、一時インデックスを作成して、Find メソッドなどの特定の操作を容易にできます。
カーソル サービスでは、あらゆるケースでバッチ更新が可能になります。 また、静的カーソルのような機能性の低いカーソルしか提供されないデータ プロバイダーでも、動的カーソルなどのより機能的なカーソルの種類をシミュレートすることができます。