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名前空間

ADO の XML 永続化形式には、次の 4 つの名前空間が使われます。

注釈

ADO の XML 永続化形式には、次の 4 つの名前空間が使われます。

Prefix 説明
s 現在の Recordset のスキーマを定義する要素と属性を含む "XML-Data" 名前空間を参照します。
dt データ型定義の仕様を参照します。
rs ADO Recordset のプロパティと属性に固有の要素と属性を含む名前空間を参照します。
z 現在の行セットのスキーマを参照します。

クライアントは、仕様で定義されているこれらの名前空間に独自のタグを追加してはなりません。 たとえば、クライアントは名前空間を "urn:schemas-microsoft-com:rowset" と定義して、"rs:MyOwnTag" などと書き表すべきではありません。名前空間の詳細については、W3C XML の名前空間、推奨事項に関するページを参照してください。

重要

スキーマ タグの ID は "RowsetSchema" でなければならず、現在の行セットのスキーマを参照するために使う名前空間は "#RowsetSchema" を指していなければなりません。

名前空間のプレフィックス (コロンと等号の間の部分) は任意であることに注意してください。

xmlns:rs="urn:schemas-microsoft-com:rowset"  

この名前が XML ドキュメント全体で一貫して使われる限り、ユーザーはこの名前を自由に定義できます。 ADO では常に "s"、"rs"、"dt"、"z" が略さないで書かれますが、これらのプレフィックス名は読み込みコンポーネントにハードコーディングされません。

参照

レコードを XML 形式で保持する