データ プロバイダー

データ プロバイダーは、SQL データベース、インデックス付きシーケンシャル ファイル、スプレッドシート、ドキュメント ストア、メール ファイルなど、さまざまなデータ ソースを表します。 プロバイダーによって、行セットと呼ばれる一般的な抽象化が使用され、データが一様に公開されます。

強力でありながら高い柔軟性を備えた ADO は、さまざまなデータ プロバイダーのいずれにも接続が可能であり、特定のプロバイダーの特定の機能に関係なく、同じプログラミング モデルの公開も可能です。 ただし、各データ プロバイダーは一意であるため、アプリケーションと ADO の対話方法はデータ プロバイダーによって異なります。

たとえば、Microsoft SQL Server データベースへのアクセスに使用される OLE DB Provider for SQL Server の機能は、Web サーバー上のファイル ストアへのアクセスに使用される Microsoft OLE DB Provider for Internet Publishing の機能とは大きく異なります。