Skype for Business Serverで CDR 構成情報を表示する
概要:Skype for Business Serverで通話詳細記録 (CDR) を使用する方法について説明します。
通話詳細記録 (CDR) を使用すると、ピアツーピアのインスタント メッセージング セッション、ボイス オーバー IP (VoIP) 電話の通話、電話会議などの使用状況を追跡できます。 この使用状況データの中には、通話の発信者と受信者、通話時刻、通話時間の情報が含まれます。
Skype for Business Serverをインストールすると、CDR 構成設定の単一のグローバル コレクションが自動的に作成されます。 また管理者には、個別のサイトに適用できるカスタム設定コレクションを作成するオプションがあります。 Skype for Business Server コントロール パネルまたは Get-CsCdrConfiguration コマンドレットを使用して、organizationで使用されている CDR 構成設定を表示できます。
Skype for Business Server コントロール パネルを使用して CDR 構成情報を表示するには
[Skype for Business Server コントロール パネル] で [監視とアーカイブ] をクリックします。
すべての CDR 構成設定の一覧が [ 通話詳細記録 ] タブに表示されます。設定のコレクションごとに、コレクション 名が表示されます。CDR が有効になっているかどうか ( CDR プロパティ)および消去が有効になっているかどうか ( CDR 消去 プロパティ)。 コレクションの詳細を表示するには、コレクションをダブルクリックするか、適切なコレクションを選択し、[ 編集] をクリックし、[ 詳細の表示] をクリックします。 CDR 構成設定の 1 つのコレクションに関する詳細情報は、一度に表示することしかできないことに注意してください。
Windows PowerShell コマンドレットを使用した CDR 構成情報の表示
WINDOWS POWERSHELL と Get-CsCdrConfiguration コマンドレットを使用して、CDR 構成設定を表示できます。 このコマンドレットは、Skype for Business Server管理シェルまたはWindows PowerShellのリモート セッションから実行できます。 リモート Windows PowerShellを使用してSkype for Business Serverに接続する方法の詳細については、「Microsoft Lync リモート PowerShell 管理」を参照してください。 プロセスは、Skype for Business Serverでも同じです。
CDR の構成情報を表示するには
すべての CDR 構成設定に関する情報を表示するには、Skype for Business Server管理シェルで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
Get-CsCdrConfiguration
次のような情報が表示されます。
Identity : Global EnableCDR : True EnablePurging : True KeepCallDetailForDays : 90 KeepErrorReportForDays : 60 PurgeHourOfDay : 2
詳細については、 Get-CsCdrConfiguration コマンドレットのヘルプ トピックを参照してください。