エピソード

障害点例外 C000027C

障害点 (POF) 例外は、UWP アプリケーションによって作成される例外の一種です。 Windows 10 Fall Creators Update (2017 年 9 月) で導入されました。

例外コードは0xC000027C。

最初の例外パラメーター (0) は HRESULT です。 64 ビット ダンプでは、値を下位 32 ビットまでマスクする必要があります。 例: 0xFFFFFFFF80070512 => 0x80070512

障害点例外は、積み込み例外 (0xC000027B) を置き換える/強化します。 ストウド例外と同様に、例外コードは WinRT Framework によって生成されます。 アプリケーションを使用するために再コンパイルする必要はありません。

非同期操作が失敗すると、POF 例外が発生します。 ワーカー スレッドから例外が報告されると、 プロセスのシャップショット が収集されます。 例外の PSS ハンドルと HRESULT は、IRestrictedErrorInfo ベースのオブジェクトにラップされ、WinRT の言語プロジェクション レイヤーを介してルーティングされます。 例外が呼び出し元によって処理されない場合、プロセス スナップショットは、RoOriginateException または RoOriginateLanguageException が呼び出されたときに"状態" で問題を報告するために使用されます。

Windows 用デバッグ ツールでこれらの問題をデバッグするときは、次の手順に従います。

  1. .exr -1
    • 最初のパラメーターを使用して HRESULT を決定する
  2. !error <hresult> および/または !pde.err <hresult>
    • HRESULT について説明する
  3. .ecxr
    • 現在のデバッガー コンテキストをプロセス スナップショットの位置に設定する
  4. k
    • 呼び出し履歴の表示

その他のリソース: